辞書引き学習 自学ドリル 漢字辞典編 2 の商品レビュー

深谷圭助(著者)

2010/07/18

　わたくしの通信教育を受ける人にまずお勧めする本に、「小学校1年で国語辞典を使えるようにする30の方法」という本があります。その著者深谷氏が作成した、書き込み式のドリルです。
　植物と関係のある漢字、動物と関係のある漢字など、部首ごとに集められた漢字を書いていきます。
　どうして同じ部首なのか、その部首はどうしてそのような形をしているのかなどがわかりやすく書かれています。
　習っていない字も多く出て来ますので、実際に自分で漢字辞典を引きながら、作り上げて行くドリルです。
　自分で漢字辞典を引きながら覚えた漢字は、そう簡単には忘れないでしょう。
　部首の意味を学習するので、よく似ている部首（「しめすへん」と「ころもへん」など）の間違いも少なくなるでしょう。

　小学１年生～４年生向きとなっていますが、習っていない漢字もかなり多く出て来ますので、わたしは、３年生以上のお子さん向けだと思います。
　漢字に興味があるお子さんにとっては、未就学児でも魅力のあるドリルだと思います。