オペラ座の怪人 の商品レビュー

ガストン・ルルー(著者),三輪秀彦(著者)

2011/05/08

酷い事も沢山しますけど、それが愛ゆえにって言われると何処か狂気的に感じ、それど同時に憎めなくて彼に対する愛着もわきます。生まれたときからの醜い顔。顔を見たくないから、マスクもお母さんにプレゼントされたって言ってました。 愛する事も、愛される事も分からない。とりあえず、自分を恐れず構ってくれる人がいるなら その全て行為、感情を”愛”と感じたのでしょう 彼にとっては、恐れられているのも、嫌われているのも、どれも同じなのです。愛しい人が吐いた言葉を、最後まで信じた。その純粋さが、またファントムの魅力を高めるものなんでしょうね。

2011/07/19

そうだ、こちらの創元推理文庫版も持ってたのだった（私ってば……）。訳文は、角川文庫版とは、訳出された時期の違いで雰囲気は違いますが、いずれそれぞれお好みで、ということになるでしょうか（私の感想として）。いささか時代がかった、こういう類いの物語がお好きな方は、ぜひ。

2010/10/22

金田一少年の事件簿経由で知り舞台を見てから本で読みました。

序盤のテンションが掴み切れなくて、やや不完全燃焼気味で展開していくと思いますがラストで凄く切なくなります。
金田一少年の事件簿や舞台での印象が強かったので終盤は感情移入しやすかったと思います。

背表紙がふと目に止まると手を伸ばしてラストを読みたくなる作品です。

2010/06/13

映画や舞台ではお馴染みな作品。創元推理社のを読んだのだけど訳が良いのか 読みやすくて面白かったです。サスペンスのような ファンタジーみたいなすごい世界観です。

2010/05/18

劇団四季の『オペラ座の怪人』を観て、原作くらい読んどくかって読み始めた一冊
中学生くらいの時に、一度読んだ記憶はあったのだけど、呼んだ記憶しか無かった･･･

あの、音付き、踊り付きのミュージカルのインパクトがあまりに強くて、原作の輝きを感じられず･･･
怪人はあくまでも醜く描かれていて、ミュージカルのように(ナルシーな)セクシーさも感じられず(笑)
声が魅力として描かれているので、そこは、『オペラ座の怪人』のＤＶＤ版のサントラを聞いてカバー

ただ、怪人のクリスティーヌへの思いにはやっぱり切なくなる。

でも、ミュージカルのがお薦め

2010/05/01

これまた古本屋のワゴンで発見。
５２円。
一度読みたい一冊だったので買いました。
原作がガストンルルーだとはしらなんだ。
ルルーといえば密室殺人の元祖
「黄色い部屋の秘密」が有名。
小学校の時に読んだけど、しっかり忘れてしまったけど

2010/01/22

数年前に買って、読みました。
オペラ座の怪人はずっと読みたくて、初めてこの作品に触れた小説です。
当時は訳された洋書すら読むのは初めてで、中々難解でしたが、怪人（エリック）のラストは泣きました。

2009/11/12

日本の作家の書いた本だけでなく、外国文学にも手を出してみようと思い読んでみた一冊。

最初の方は外国の本を翻訳した文体に慣れずにかなり苦しんだが、
慣れてき、文章的にも面白さを増して行った最後らへんはかなり怒涛の勢いで読み進めて行きました。

何回も読むのストップしようと思いましたが、最後まで読んで良かったです◎

これのミュージカルも是非見に行きたいですね◎

2009/10/04

むっっっっっっっっっっずかしいけど素敵です★
ここに出てくるオペラ座にはロビーまで入ったことあります(≧▽≦)

2009/10/04

読み始めは少々読みにくく頭に入りにくいのですが、文章の流れ方や登場人物になれてくると、かなり読みやすくおもしろい小説でした。
こんだけの長編でありながら、お話の舞台はオペラ座内がほとんどといった構成も変わっていておもしろかったです。