Kanonビジュアルコミックアンソロジー の商品レビュー
当時、ゲーム『Kanon』にハマってた私は関連商品の1つとしてこの本を購入しました。 その頃は同人誌や同人作家のことを全く知らず、公式の漫画本だと思って買ったのを覚えています。 初めて買ったアンソロジーコミックということもあるかもですが、この本に収録されている作品はとても良作揃...
当時、ゲーム『Kanon』にハマってた私は関連商品の1つとしてこの本を購入しました。 その頃は同人誌や同人作家のことを全く知らず、公式の漫画本だと思って買ったのを覚えています。 初めて買ったアンソロジーコミックということもあるかもですが、この本に収録されている作品はとても良作揃いで、今でも印象に深く残っている物が多くあります。 (それらを描いた作家さんの内、篤見唯子さんや笛さんらは今でも好きなクリエイターさんです) その良作揃いの中でも、最も強い衝撃を与えられた漫画があります。 『メモリーズ』、この本棚をご覧になっている方なら言うまでもおわかりでしょうが、依澄れいさんの作品です。 それは『Kanon』のヒロインの1人、真琴をメインに描いた漫画でした。 依澄さんの描くキャラクターは魅力的で、キャラクターの感情の動きの表現などでは他の漫画とは一線を画するものを感じました。 それから7、8年たちますが、私は今でも依澄さんの作品を買い続けています。 これを買わなければ、初めて読んだ二次創作ものがこの本でなければ、おそらく今日の自分はいないと思います。 この本は、私にとって人生のターニングポイントともいえる重要な一冊でした。
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