赤×ピンク の商品レビュー
異色作。深夜の秘密ク…
異色作。深夜の秘密クラブ、キャットファイト、SM、果ては…ネタバレになるので避けますが、既存のライトノベルの枠にとらわれないテーマを詰め込んだ「変な」小説です。かなり独特な世界に生きる女の子たちの視点が新鮮、かつ痛々しい物語。
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変な話。女の子が夜な…
変な話。女の子が夜な夜な檻の中で見世物のバトルをしてる。三部構成で、女の子三人の悩みとかが書かれてる。なぜ生きることを格闘することで支えているんだろう。格闘嫌いにはよくわからなかったけど、なんだか淋しい気持ちになった。でも、暗くはならなかった。
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ライトノベルにしては…
ライトノベルにしては珍しい題材も扱っている異色作。大人が読んでもいいかもしれません。
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角川にひとまとめで再録された頃に読みそびれたのを、古本屋でオリジナルを発見したので確保。 オーバーラップさせつつ、同じ舞台で3人のヒロインの物語を連作短編集的に描く。のだけれど。 結局、それで、自分で喜んで物語として消費できたのはミーコの話だけで、その前後はどうにもダメというか、...
角川にひとまとめで再録された頃に読みそびれたのを、古本屋でオリジナルを発見したので確保。 オーバーラップさせつつ、同じ舞台で3人のヒロインの物語を連作短編集的に描く。のだけれど。 結局、それで、自分で喜んで物語として消費できたのはミーコの話だけで、その前後はどうにもダメというか、おそらく、カタルシスを感じない。でも、極めて桜庭一樹っぽい話で、「私の男」とかは、ここらへんから始まってるのだなぁ、という感じ。
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桜庭一樹さんのライトノベル時代の作品。 このころの作品って、少女が傷つきながらも懸命に生きる物語が多いと思う。今回も3人の少女(一人少女、といえない実年齢の登場人物がいるけれど、見た目少女だからなぁ)が色々な過去を振り返りながら傷つき、でも強く生きようとしている姿が、一つ一つの...
桜庭一樹さんのライトノベル時代の作品。 このころの作品って、少女が傷つきながらも懸命に生きる物語が多いと思う。今回も3人の少女(一人少女、といえない実年齢の登場人物がいるけれど、見た目少女だからなぁ)が色々な過去を振り返りながら傷つき、でも強く生きようとしている姿が、一つ一つの場面を想像するたびに浮かび上がってくるところが良いなぁ、と思った。 高校生くらいの女の子に読んでほしい1冊です。
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「強くならないと生きる資格がないわけじゃないから 弱いままでも、いいんだよ」とはFlyingShine制作『CROSS†CHANNEL』(2003)の台詞のひとつであるが、本書にもまた、同じことが言えるだろう。
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イラストが、『最終兵器彼女』の高橋しん先生です。 桜庭先生、直々のラブコールで実現したそうで。 内容も、痛々しい少女を描いてます。 廃校になった小学校で行われるキャット・ファイトが舞台。 虐待、家庭不和などの問題を抱える3人の少女について、 オムニバスで描かれてます。 私は2...
イラストが、『最終兵器彼女』の高橋しん先生です。 桜庭先生、直々のラブコールで実現したそうで。 内容も、痛々しい少女を描いてます。 廃校になった小学校で行われるキャット・ファイトが舞台。 虐待、家庭不和などの問題を抱える3人の少女について、 オムニバスで描かれてます。 私は2人目の女の子の話が1番好きです。 物語としては、1人目に圧倒的に力を注いで書かれてます。 その割には、根本的に解決していないのですけど……。
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桜庭先生の作品はこういう軽く読めるノリのほうが好き。 地下女子格闘技に所属する3人の女の子のお話。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ここで毎晩開催されているのは、『ガールズブラッド』という地下キャットファイト(女の子の格闘)クラブ。 会場は廃虚になった小学校。 そこでまゆたちはそれぞれのコスチュームで戦っている。 まゆ十四歳(実は躁鬱の激しい二十一歳)、女王様のミーコ(実は恋に悩むSMの女王様)、女の子にもてるのに女性恐怖症の皐月(実は……)そんな三人の心情を素敵に書き表しています。
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共感はしにくいけど、ところどころには・・・という感じでしょうか??? 世界が異様過ぎるので微妙ですが。 3人の女の子の生き様ですね。この作者は本当にこういう「生き様」的なものをうまく書きますね・・・。 ミーコの話は不完全燃焼な感じでしたが、皐月とまゆは良かった☆
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