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詩集 智恵子抄 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/03/20

あったかくて優しくて柔らかかった。 何故か室内の情景が絵としてよく残っている。 好きな詩↓ 人類の泉 僕等 亡き人に 梅酒

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2017/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高村光太郎は初めて読んだ。近代日本詩歌はちょっと私にはまだ難しいなと思った。リズムが取りにくいというか。 智恵子さん晩年の伝記のように読んでしまってちょっと反省。こういう構成の詩集だったんだな。 実情はどうだったかわからないけれど清貧というイメージが作品全体に満ちていてそれを苦にしていない感がすがすがしく、臥した後の千恵子さんをよりいっそう儚げにみsているかなと。儚げ云々いっておいて一番グッときたのは「山麓の二人」なのですが。わたしもうぢき駄目になる 意識を宿命のおににさわはれて のがれる途無き魂との離別 その不可抗の予感。 成増図書館 911.5

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2014/09/08

妻への愛情深いまなざしに、ただただ感じ入りました。 治すとか、治らないとか、おかしいとか、おかしくないとか、そういうところから離れた愛のある言葉が、胸に響きました。

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2010/02/27

愛に愛を、そして死で終止符を。 光太郎智恵子の愛は鮮やかで、たぎる血潮とともに天然の素中に還った。 例えば私が、一生のうちに誰かを救うことができるのなら、それは唯一の人であったのだとおもう。

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2009/10/04

東京には空がないという、 人間商売さらりとやめて、 あの光るのが阿武隈川、 大好きです!もう読む度泣きます…!! 一遍、地元で詠まれた詩があるのでなんとなく馴染み深いのです^^

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2009/10/07

精神病を患ってだんだんと狂っていく妻、智恵子を見つめる視線は愛に満ちている。 有名なレモン哀歌は、やはりだんとつに美しい。レモンの清涼感と智恵子の死に際のはかなさの取り合わせがなんともいえず心に沁みてくる。 男性の作家がこれほど激しく愛や恋について語っていることがなんだか新鮮に感...

精神病を患ってだんだんと狂っていく妻、智恵子を見つめる視線は愛に満ちている。 有名なレモン哀歌は、やはりだんとつに美しい。レモンの清涼感と智恵子の死に際のはかなさの取り合わせがなんともいえず心に沁みてくる。 男性の作家がこれほど激しく愛や恋について語っていることがなんだか新鮮に感じられる。しかもこの時代に。

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2009/10/04

とってもきれいでとっても醜い詩。 多くは語りたくない本のひとつ。 これも大会で読んで本線に進めた思い出あり。

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2009/10/04

12歳くらいの頃に出会って、衝撃を受けた。 人はこうやって壊れていくのか。 生きていくということは、汚れていくことなのか。 『わたしもうぢき駄目になる』 リフレイン。 『わたしもうぢき駄目になる』 飛びたいときに読む本。

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2009/10/04

僕はあなたをおもふたびに 一ばんぢかに永遠を感じる 愛に溢れた言葉の集まり。疲れも絶望も垣間見えるけれど、其処には常に変わらないふたりがいたのだと思える。

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