ぼく、カギをのんじゃった! の商品レビュー
5年から。ADHDのジョーイが友達に怪我をさせて支援センターへ行き周りの助けで改善していくお話。一見するとグレッグのダメ日記のような面白話かと思うが、話はADHDの見え方や感じ方の理解と、多様な家庭環境と家族に対する周りの理解と協力。特性を持つ子どもが当たり前にたくさんいることを...
5年から。ADHDのジョーイが友達に怪我をさせて支援センターへ行き周りの助けで改善していくお話。一見するとグレッグのダメ日記のような面白話かと思うが、話はADHDの見え方や感じ方の理解と、多様な家庭環境と家族に対する周りの理解と協力。特性を持つ子どもが当たり前にたくさんいることを思い返せる本。
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じっとしているのが苦手な男の子のお話。 最初は怒っていた特別支援センターの先生も、笑いをこらえている場面が印象的。
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ADHD(注意欠如・多動性障害)児童を描いたお話、そしてこのタイトル。でなんとなく内容は推測できますね。 参考になるのは支援センターでの先生のことば 「配られたトランプをよく見て、勝つ方法を考えるのと同じ、自分の中にあるよいところをいかし、よくないところはできるだけ小さくする」...
ADHD(注意欠如・多動性障害)児童を描いたお話、そしてこのタイトル。でなんとなく内容は推測できますね。 参考になるのは支援センターでの先生のことば 「配られたトランプをよく見て、勝つ方法を考えるのと同じ、自分の中にあるよいところをいかし、よくないところはできるだけ小さくする」 会社とかプロジェクトでも、今ある人材リソースで乗り切ろうみたいな流れ、ありますしね。 逆にプロのサッカーチームや野球チームが凄い選手と契約できるのは「資金」というカードを持っているからで、持っているカードをそれぞれが使うのは不公平でもなんでもない、と。 ADHDの話題にもどると、そうじゃないかな?というクラスメイトいたな。当時は訳わかんないと思ってましたが、ジョーイを見ていると、衝動的な問題行動にも本人なりの理由がちゃんとあるらしく、彼も落ち着くと賢い人だったし、理由があったのかもと思います。同窓会には来てなかったけど、あの有り余るエネルギー、今どうしてるんだろう。 実は、私も発達障害の下級生にたたかれて鼻血を出したことがあり、教育の現場ではどの子どもの安全も守らなければいけないし、でもそれこそ私の鼻血くらいは大騒ぎするほどのことでもなく、でも誰かが刃物で傷つけられたりしたら、そりゃ、許せはしないかも、と思う。 彼ら自身も、わたしたちの社会に与えられているカードなのか。
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口では上手く言えない子の心のなかを少し知ることができた。作者の洞察力に脱帽。もう何年か前に読んでいたら、学級支援の理解に役立っただろうと思うと残念。子どもたちはもちろん、教育関係者にもぜひ読んで欲しいと思いました。
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じっとしているのが苦手で、思いついたらすぐに行動してしまう、ちょっと障害のあるジョーイ。 おうちのカギを飲みこんでしまったり、大騒ぎ。 でも、とてもいい子。うまく出来ないだけで。 通常の学校に通っていたけれど、ある事故を起こしてしまい、特別支援センターへ。そしてギアチェンジ...
じっとしているのが苦手で、思いついたらすぐに行動してしまう、ちょっと障害のあるジョーイ。 おうちのカギを飲みこんでしまったり、大騒ぎ。 でも、とてもいい子。うまく出来ないだけで。 通常の学校に通っていたけれど、ある事故を起こしてしまい、特別支援センターへ。そしてギアチェンジ。 とても生き生きとしていて、重い話になりがちなテーマを、子供でも読めるユーモアたっぷりに描かれている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
騒ぎをおこしてばかりのジョーイ(小4)。ある日、クラスの女の子に怪我をさせてしまい、特別支援センターに通うことになる。そこでジョーイは薬を処方してもらい、少しづつ自分をコントロールできるようになっていく。
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