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幸せな結婚はパンケーキの匂いがする の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2024/01/08
  • ネタバレ

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『幸せと名づけた動く標的を、次々と追い回すのはやめにして、手に入れたものに幸せを見いだす』。これは結婚生活以外のことにも通ずることだと思い、心に響きました。

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2020/04/12

愛とは、相手に対してどう感じるかではなく、相手に対して何をしたかで測るもの。自分の感情は時として自覚できないけれど、一緒にいることや相手のために行動したことは常に事実だ。 たとえその瞬間は気がつかなくても、振り返ればそれは愛なのだ。

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2015/07/29

独身ではありますが、相思相愛の仲でも結婚をし、毎日を同じ屋根の下で暮らすことが大変だと両親を見て考えていました。内容は本当に愛しているのか、結婚をしてから悩み始める主人公。理想の夫婦と憧れていた祖父母の関係も、祖母の日記を読み進めるうちに驚きの事実が出てきます。 毎日毎日、お互い...

独身ではありますが、相思相愛の仲でも結婚をし、毎日を同じ屋根の下で暮らすことが大変だと両親を見て考えていました。内容は本当に愛しているのか、結婚をしてから悩み始める主人公。理想の夫婦と憧れていた祖父母の関係も、祖母の日記を読み進めるうちに驚きの事実が出てきます。 毎日毎日、お互いが思いやりと愛情をもって接すること。 それが愛情表現であり、結婚生活を潤いのあるものにするのだというのがよくわかりました。 平凡で、何もないような日常の積み重ね…それを生涯添い遂げれるか相手かどうか。一気に読み切ってしまいました。

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2014/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

舞台はアメリカ・ニューヨーク。勢いで結婚したものの、結婚後に相手の悪い点ばかりが気になり、不満がたまるアラフォーの新妻が、たまたま祖母の日記を発見し、祖母のときの状況と自らの状況が近いことを発見し、日記に綴られる祖母の変遷・成長を知り、結婚とは何かということを発見していく物語。所々に祖母の秘伝のレシピが載っている。映画化しやすそうなストーリー展開。 本書での名言 「結婚生活はオーダーメイドだ。(中略)試行錯誤をくり返しながら、自分たちに大事なのは相手の欠点をどう思うかではなく、欠点があるという事実を知ること。そして、幸せを追い回すのを止めにして、手に入れたものに幸せを見出すようにしよう。」

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2012/09/20

二つの結婚のかたち。ひとつは過去のそれでもうひとつは現在の結婚。 そしてそれぞれが祖母のものであり『わたし』のものでありそれらは交互に綴られていく。結婚生活うんぬんよりも常に幸せを貪欲に求め続ける二人の女性に惹きつけられて(特に後半)一気に読み終えた。「わたしが喜びを探しに行こう...

二つの結婚のかたち。ひとつは過去のそれでもうひとつは現在の結婚。 そしてそれぞれが祖母のものであり『わたし』のものでありそれらは交互に綴られていく。結婚生活うんぬんよりも常に幸せを貪欲に求め続ける二人の女性に惹きつけられて(特に後半)一気に読み終えた。「わたしが喜びを探しに行こうともしなかったただひとつの場所は、自分の心の中だった」という一文が心に残る。どんな些末な人生にも他人のけして知り得ないドラマがある。

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2012/06/05

結婚相手に疑問を感じる孫娘と その孫娘には完璧に思える結婚生活を送って見えた祖母の時代を超えて、重なるストーリー。 結婚した相手が退屈に見えだしたトレッサが 結婚式に母親から受け取った祖母バーナディーンの日記。そこには孫娘が想像していたのとは違う真実が。。。 結構奥深い一冊でした...

結婚相手に疑問を感じる孫娘と その孫娘には完璧に思える結婚生活を送って見えた祖母の時代を超えて、重なるストーリー。 結婚した相手が退屈に見えだしたトレッサが 結婚式に母親から受け取った祖母バーナディーンの日記。そこには孫娘が想像していたのとは違う真実が。。。 結構奥深い一冊でした。 何かを押しつけがましく、主人公が語るわけではなく、読者がそれぞれ感じて、大切だと思うことを感じてよというスタンスが心地いい。 24ページの「ダン(結婚相手)はわたしを幸せにできると確信しているけれど、それはまちがっている。誰かが誰かを幸せにすることなんてできない。人は自分の力で幸せになるものだから。ダンの愛情は信じられても、今のわたしは。それだけでは足りないことを知っている。わたしも相手を愛さなくてはいけないのだ。」 後半部には同意を感じますが、前半部には個人的にはやや疑問です。落ち込んでいるときには、友達や恋人の一言が救ってくれたりするから。   76ページの母親が亡くなったシーン。 「母親というものは、わが子のために一枚の地図を描き、その中心に自分を据える。母親の死とともに、地図は消え去る。子供は生きていくために、地図を描き直さなくてはならないが、どこから手をつければいいのかわからない。」 これは、母親が亡くなった時の子供の感情を結構、いいあらわしていると思う。 162ページあたりの毎日が退屈で、残りの人生がずっと同じ感じだろうかと感じるバーナディーンにの言葉には、思わずそうそうと思った。 毎日パンに塗るバターの方向さえ一緒の夫。私が結婚に対して恐れるイメージの象徴そのものなんだけれど、結婚を夢見るお嬢さんたちは、こんなことを考えたりしないから、結婚にウキウキとできるのだろうか?それとも結婚がゴールで、その後の事をまったく考えていない無知の強みから飛び込めるのだろうか?

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2012/05/26

主人公の祖母である「バーナディーン」が残した結婚生活についての手記を元に、主人公が結婚について考えを深めていく話。 バーナディーンの夫(主人公の祖父)の、一途な愛情に泣けた。特に亡くなる間際に言った、「愛していると言ってくれ。愛しのバーナディーン。」の言葉は、本を読み終わった後も...

主人公の祖母である「バーナディーン」が残した結婚生活についての手記を元に、主人公が結婚について考えを深めていく話。 バーナディーンの夫(主人公の祖父)の、一途な愛情に泣けた。特に亡くなる間際に言った、「愛していると言ってくれ。愛しのバーナディーン。」の言葉は、本を読み終わった後もずっと心に残っている。

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2012/04/30

「結婚」を意識している女性に、ぜひオススメしたい一冊です。愛は与えるものであり、育むもの。降ってきたり、落ちているものでは絶対にないのだということを教えてくれます。時間をかけて熟成されたものだけが、初めて愛と呼べるのではないかと思います。ロマンスに満ちた恋はとても情熱的だけれど、...

「結婚」を意識している女性に、ぜひオススメしたい一冊です。愛は与えるものであり、育むもの。降ってきたり、落ちているものでは絶対にないのだということを教えてくれます。時間をかけて熟成されたものだけが、初めて愛と呼べるのではないかと思います。ロマンスに満ちた恋はとても情熱的だけれど、一時的で儚いもの。でも、苦難を乗り越え、妥協し、2人で創りあげた愛は永遠のものとなるのではないでしょうか。2・3年後、結婚という事実が間近に控えたときに、もう一度読み返したい本です。

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2011/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

りひともに借りて一気に読んでしまった。 祖母と孫の結婚生活が交互に書かれている。 自分の選んだ道が、相手が本当に正しいのか、もっと自分に合う相手がいるんじゃないかって迷ってしまうことってたくさんあった。 だけど、意地をはらないで相手を受け入れることって大事なんだなぁと思った。 孫のほうが、自分と似ているところがあって本当に刺さった。

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2011/01/16

主人公夫婦と祖父母夫婦の結婚生活について、派手な出来事はないけれど細かな生活や気持ちの描写が良かったです。 既婚の人も未婚の人も、読んでみると結婚と夫婦について考えるいい機会になるかもしれません。

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