田舎の刑事の趣味とお仕事 の商品レビュー

滝田務雄【著】

2017/03/04

１話目をアンソロジーで読んでてスラリと読めそうだと思ったので手に取ってみました。コミカルで陰惨な描写もなく、期待通り手軽に楽しく読めました。

続編は、疲れないのを読みたくなった時の候補リストにいれておこう。

それにしても、奥さん．．．（苦笑）

2016/04/21

主人公は黒川鈴木。のどかな田舎の警察官である。起こる事件はワサビ泥棒やコンビニ立てこもりなど。無能な部下白石と真面目な新人赤木とともに事件を解決していく。部下とのやり取り、黒川の心情がなんともおかしい。そして妻から気づかないうちにひどい仕打ちをされていたりする。つい笑ってしまいます。構えずに読めるミステリーです。事件の謎解きと黒川の不運な環境をぜひ楽しんでいただきたいです。

（野菜ジュース）

2013/10/20

ダヴィンチで勧められてたので読んでみたけど、かる〜く楽しむにはいいかなという感じ。
ストーリーもキャラも少しずつ物足りない。

2013/09/28

肩がこらない脱力系ミステリ。
のどかな田舎で起きるのはちょっと風変わりな事件ばかり。

ドキドキハラハラはしないけど
のーんびりと力を抜いて楽しめる短編集です。

2013/05/22

▼田舎ののどかさが良い感じで、あまりハラハラドキドキじゃないところが読みやすかったです。
▼「人相の良くない車」とか「心の電球を替えても明るくならない」とか、一瞬 ん？ となる表現の仕方が面白かったです。
▼黒川さん夫婦の会話がお互いに丁寧語で、そういう夫婦、いいな〜と思いました。
▼黒川刑事にあまり好かれておらず、どうやらお荷物になっているらしい白石刑事、疎まれていることに気づいていないのか、明るく前向きなのでニクめない。あぁ、きっと白石さんは心の病気になんかならないだろうと、ちょっと安心。黒川氏のご苦労には同情もするけど、ガンバレ白石！と、つい応援したくなりました。
▼一番最強なのは黒川さんの奥さん！ウサギのウサ丸くんを持つと、少し口が悪くなるみたいだけど、毒気具合がちょうどいいと思いました。

2013/03/24

ドラマが面白かったので、原作も読んでみました♪

シリーズ２作目も、続けて読もうと思っています(^^)/

黒川夫妻も同僚刑事たちも個性的で、楽しく読めましたよ。

2012/11/29

以前読んだのですが、

そういえばドラマ化したんだよなーと思い再読しました。

ドラマは見てないのでコメントしませんが、

原作通りだったなら笑いあり、推理ありで面白かっただろうな。

主人公の黒川鈴木も面白いのですが、

白石くんと奥さんがいい味出してますよね。

黒川鈴木、白石君と奥さんに振り回されてるけど、

実は？切れ者ですよね。

2012/06/27

田舎の警察署に勤務する、黒川鈴木が主人公で、事件を解決していきます。

最初の1作目がおもしろかったので、期待大？と思いましたが、2作目以降は、普通でした。
主人公のキャラがまったく？代わっていくのに少し違和感を感じました。

2012/04/17

惜しくも放送が終了してしまったドラマ「刑事黒川鈴木」の原作。トリックはTVで見たのでそういう意味での驚きはなかったが、あのドラマが実に忠実に世界観を再現していたことに驚いた。こっちがノベライズみたい。でも十分楽しめました。

2012/03/10

彼の名は黒川鈴木。姓名どちらも姓に見えるという点で、まあ珍名の部類に入る。職業は警察官。階級は巡査部長。既婚で子供はない。酒もタバコもやらない。ギャンブルなど論外。ふだんはヒマでも、事件が起これば無能な白石と真面目な赤木、二人の部下を連れて現場に急行する。起こる事件はワサビ泥棒、コンビニ立てこもり事件、カラス騒動にトーテムポール損壊事件…のどかな田舎だって難事件は起きる。第三回ミステリーズ!新人賞受賞作から始まる脱力系ミステリ“田舎の刑事”シリーズ第一弾。肩の力を抜いてお楽しみください（「ＢＯＯＫ」データベースより）

ドラマ『デカ黒川鈴木』の原作という本作品。
ドラマがかなり面白かったので、図書館から借りてみました。
ワサビ農園の殺人事件「田舎の刑事の趣味とお仕事」
人造湖近くの森林に残された銃弾痕の謎「田舎の刑事の魚と拳銃」
コンビニ強盗立て込み犯が忽然と消えた訳「田舎の刑事の危機とりべンジ」
小学校の校庭に建てられた、トーテムポールが壊された理由「田舎の刑事の赤と黒」
自殺したストーカーが残した罠「田舎の刑事のウサギと猛毒」
今回は以上の５編。
ドラマに比べると、ややシンプルかな（ドラマの方が盛ってるんだな、きっと）。
でもアホの子・白石に翻弄される黒川さんにはやはりときめいちゃいます。
突っ込み役の赤木くんもいい味出してるね。
ドラマ先に見てたので、脳内イメージはそれぞれあの３人（板尾・田辺・田中）で読み進めていったのですが、違和感なく、しかも面白く読了。
黒川奥様のブラックバスレシピが気になるわぁ。