私説三国志 天の華・地の風 完全版(3) の商品レビュー
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諸葛亮47歳の劉備が病に臥せている時期と、前巻の続きの時期が交互に描かれる。三国志を読むのは本シリーズが初めてなので、ついていくのが大変。なぜか冒頭の章から魏延に犯される孔明。狂おしい程の身の疼きが伝わってくるようだ。身も心も全てを、愛してくれる人は周愈しかいなかったんだろう。望んだこととはいえ自らの手で周愈を亡き者とし、主はその性癖から軍師としての孔明だけに一途にはならず、頑なな性格と野望でがんじがらめになりながら蜀軍師という立場を渡っていく。これは報われなさそうだ。最期には天に上り、周愈と再会するのだろうか。自らの手を下して殺したあの人と、一緒に。 続きは、続きはまだかー!?おまけが入っていると聞いたので復刊ver.を読んでいるけれども、美麗なイラストが入るなら本家も気になるところ。全10巻ちゅーことは3分の1近く読んでしまったのだなぁ。
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・魏延が激しい。色んな意味で ↓ ・最後ら辺の3人での描写 燕郎好きだったんだけどなぁ… ・この本の孔明は少しうっかりしすぎだと思う だけどそれがいい
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3巻冒頭で、いきなり関羽が死んでいて、展開はやすぎだろうと思いましたが、実は、そこから益州取り後の回想が始まります。 あいかわらず、読みやすいです。 そして、蜀の人って、いい人ばかりのイメージがあったのですが、本当は、こんな感じでそれぞれの思惑はきっとあったんだろうなあと思い...
3巻冒頭で、いきなり関羽が死んでいて、展開はやすぎだろうと思いましたが、実は、そこから益州取り後の回想が始まります。 あいかわらず、読みやすいです。 そして、蜀の人って、いい人ばかりのイメージがあったのですが、本当は、こんな感じでそれぞれの思惑はきっとあったんだろうなあと思いました。
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