芸術脳 の商品レビュー
茂木健一郎先生と「アーティスト」と呼ばれる人との対談が10本収められている。 対談なので、脳に関する大きな発見や、まとまった論理の構築は期待できないけれど、互いに興味を持った者同士のトークの盛り上がりは読んでいて楽しいし、読者が好きなアーティストとの対談であれば、なおさら楽しめる...
茂木健一郎先生と「アーティスト」と呼ばれる人との対談が10本収められている。 対談なので、脳に関する大きな発見や、まとまった論理の構築は期待できないけれど、互いに興味を持った者同士のトークの盛り上がりは読んでいて楽しいし、読者が好きなアーティストとの対談であれば、なおさら楽しめるだろう。 そういう意味で、僕はリリー・フランキー、いとうせいこう、ユーミンとの対談が特に楽しく読めた。 ここでは書けませんが、リリーさんは、茂木先生との対談においても、ちゃんとリリー節全開でした。ここではとても書けませんが。 メモ studious(篤学の、勉強熱心な)は元々、熱中している幸せな時間のはず=studioではバンドが熱中して音を鳴らしたり。それが元々のstudyのニュアンスのはずだ。【佐藤雅彦】 (茂木さんの著書)『脳と仮想』って、すごくロマンティックな本じゃないですか。/なかでも「思い出せない記憶」について書かれたところ。思い出せない記憶に関する膨大な痕跡が自分の中にあるから、何が起きるか分からない未来にも向き合えるんだって(略)【ユーミン】 (いとうせいこうとの会話の中で)なにか面倒な手順を踏んだ結果に得られた快感と、それこそ薬物なんかで一瞬にして得られた快感とでは質が違う気がするんですよ。脳の状態としては同じに見えても、やはりどこか違う。たぶん、快感を得るまでに踏んだ手順が、何らかの形で履歴として脳に残ってるんですね。【茂木健一郎】
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菊池成孔さんとリリーさんの対談が好きでした。どなたとの絡みにもフラットについていける茂木さんに脱帽 聞き上手だけじゃなくって自分のことものせつつ知識もふわっときておなかいっぱいの一冊 菊池さんのはじけ具合にびっくりだけどあれがデフォなのやろうな 音響派の話はもっと聞きたい クロノ...
菊池成孔さんとリリーさんの対談が好きでした。どなたとの絡みにもフラットについていける茂木さんに脱帽 聞き上手だけじゃなくって自分のことものせつつ知識もふわっときておなかいっぱいの一冊 菊池さんのはじけ具合にびっくりだけどあれがデフォなのやろうな 音響派の話はもっと聞きたい クロノスからイーオスまで ライブ中にリビドーにひきつられたのっけからの話は何度も読んでしまう
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とにかく茂木さんが様々な芸術の分野に精通し知識の深さや物を考える視点の多様さに驚かされました。こういった人は私の周りにあまりいないので、人ってここまで勉強したりものごとを追求したりすることができるんだという感動もありました。 わたしはピアノを演奏するのがすきなので、松任谷由実さん...
とにかく茂木さんが様々な芸術の分野に精通し知識の深さや物を考える視点の多様さに驚かされました。こういった人は私の周りにあまりいないので、人ってここまで勉強したりものごとを追求したりすることができるんだという感動もありました。 わたしはピアノを演奏するのがすきなので、松任谷由実さんの「音楽で質感を伝える」という一文が印象に残りました。
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クリエイター10人と茂木さんの対談集。 ひとりひとり自分の中の面白いことを持ち寄って仕事をして、この対談もしてるんだなあと思うとなかなか興味深く読めた。 不満もちゃんと自分の中で整理して、こういうことなんだって思うことで大人たちは何かを生み出してんだろうなと思う。 菊地成孔めあて...
クリエイター10人と茂木さんの対談集。 ひとりひとり自分の中の面白いことを持ち寄って仕事をして、この対談もしてるんだなあと思うとなかなか興味深く読めた。 不満もちゃんと自分の中で整理して、こういうことなんだって思うことで大人たちは何かを生み出してんだろうなと思う。 菊地成孔めあてで読んだけど結構面白かった。
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茂木さんはずっと気になる存在の方で、 脳の事を沢山知りたいから、まずは対話集から読ませて頂きました。 10人のクリエイター達との対談。 難しくて理解出来ない所も沢山あった。 やっぱり才能あるクリエイター達は、考えてる事が違うな~ でも、それでいいんだよね!と納得でき安...
茂木さんはずっと気になる存在の方で、 脳の事を沢山知りたいから、まずは対話集から読ませて頂きました。 10人のクリエイター達との対談。 難しくて理解出来ない所も沢山あった。 やっぱり才能あるクリエイター達は、考えてる事が違うな~ でも、それでいいんだよね!と納得でき安心できる所もあった。 まだまだ沢山いろんな事に触れていかなければと思ったのでした。
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松任谷由実や菊地成孔の対談を中心にかいつまんで読んだ。ユーミンの対談は面白い。「自分の脳内で自傷行為してファンタジーを作り出してるんですね(趣意)」ってすげーヤバいことだし、一歩間違えば精神病だと思う。それを乗りこなせてるから天才なんだと思う。 茂木健一郎の言葉は生きている。言...
松任谷由実や菊地成孔の対談を中心にかいつまんで読んだ。ユーミンの対談は面白い。「自分の脳内で自傷行為してファンタジーを作り出してるんですね(趣意)」ってすげーヤバいことだし、一歩間違えば精神病だと思う。それを乗りこなせてるから天才なんだと思う。 茂木健一郎の言葉は生きている。言葉をキャッチーでボップな言葉に変換して、万人に共有させるのが上手い。パッケージングの天才。カオスの中に文脈を見出せる力がないとこれはできない、しそれが彼のいう創造性なのだろう。
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茂木さんってテレビでしゃべってるのをみてても思うんですけど しゃべろうとしている事よりもしゃべるって行為のほうが遅くって 考えてる事のほんのちょっとしかアウトプット出来てないような ひとがしゃべってる間も高速で脳みそが動いてそうで あのはなしが飛びまくるのも それ故なんではないか...
茂木さんってテレビでしゃべってるのをみてても思うんですけど しゃべろうとしている事よりもしゃべるって行為のほうが遅くって 考えてる事のほんのちょっとしかアウトプット出来てないような ひとがしゃべってる間も高速で脳みそが動いてそうで あのはなしが飛びまくるのも それ故なんではないかしらん
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著:茂木さん・題・装丁買い。 何人かのタレントさんや芸術家との対談が詰まった一冊。 茂木さんの切り口が非常に面白い。
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いままで読んだモギBOOKのなかで一番だったかも!対談集ですが、ひとつの長さがちょうどいいです。脳科学的に見てちょうどいい長さなのか。
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佐藤雅彦 意味だけなら一度見れば分かってしまう。リズムや間で作れば何度も見たくなる 天野祐吉 自己批評精神 自分を笑うこと おれもバカだけど、あんたもバカだなぁ 文句なり批評が来るのに弱い。そのあたりをもう少し楽しむぐらいの余裕が欲しい。それはいろんな見方の一つでしかないという...
佐藤雅彦 意味だけなら一度見れば分かってしまう。リズムや間で作れば何度も見たくなる 天野祐吉 自己批評精神 自分を笑うこと おれもバカだけど、あんたもバカだなぁ 文句なり批評が来るのに弱い。そのあたりをもう少し楽しむぐらいの余裕が欲しい。それはいろんな見方の一つでしかないという割り切りみたいなものは大事
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