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知的人生案内 の商品レビュー

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150年以上も前に書…

150年以上も前に書かれた本だとは思えないです。若干古い記述があることは否めませんが、非常にタメになる、自己啓発書です。まず、自分の人生を大切にするべしという教え、守って生きたいと思います。

文庫OFF

何が自分の魅力かを見…

何が自分の魅力かを見つけ、それを磨くことでさらなる自信へ。

文庫OFF

2016/04/27

人生を、どう効率よく生きて、必要なものを詰め込むか。 なるほど、と納得するものもありましたし もうやっている事も、そうかとかしげるものも。 ちょっとずつ読み進めるのにはいいのですが 今も昔も、考え方はそれほど変わらないな、と。

Posted byブクログ

2013/08/15

自分の周囲の人の幸福を最大の目的にして行動。 一分を大切にすれば、一時間はおのずから充実したものになる。 まずはなんでもあらかじめ決めた時間にすること。 やるべきことの多寡にかかわらず、いつも何かする計画を立て、なんでもすぐやること。 朝の空気は健康に良い⇒充分な睡眠をとっ...

自分の周囲の人の幸福を最大の目的にして行動。 一分を大切にすれば、一時間はおのずから充実したものになる。 まずはなんでもあらかじめ決めた時間にすること。 やるべきことの多寡にかかわらず、いつも何かする計画を立て、なんでもすぐやること。 朝の空気は健康に良い⇒充分な睡眠をとったから爽快な気分になり、 自分自身が変わるのであり、空気が変わるのではない。 12時前の一時間の睡眠は、それ以降の2時間分に相当する。 必要なのは、居眠りしている心の目を覚まし、自分の愚かな習慣を捨てること。 働かざるもの、食うべからず。 自分の会社や上司に対し愛情をもち、かげひなたなく会社の事業と財産を自分のもののように 守ること。 そして全力を尽くして働かなければいけない。 ただし身体や神経を酷使しすぎないようにすること。 そしてお金持ちになるために働くのではなく、それが自分の義務でもあり 幸福でもあるから働くのだということ。 この世で一番大切なのは健康である。 健康のためには食べ過ぎ飲みすぎを控える。 出されたものはつつましく食べること。 食べ物・飲み物は一般に質素を旨とすべし。 がつがつ食べたのでは人に嫌われる。 大勢の人と会食をするときは、一番はじめに物をとってはいけない。 よくしつけられた者は、少しの食べ物で十分満足する。 食事を腹八分目に抑えてこそ、健康な睡眠をとれる。 これを守るものは朝は気分よく目覚めることができる。 肉を食べ過ぎると、病気の原因になる。 また大食いすると怒りっぽくなる。 はや飯は、歯や唾液はほとんど何の役にも立たない。 若いうちから身支度に手間をかけない習慣をつくること。 鏡は便利なものでもあるが、鏡に振り回されないように。 人は大勢の中の一員として生きている。 世間に交わることで、必ず道理のわかった賢く思いやりのある人間になれる。 楽しみも教訓もたくさん得られる。愚かな話を我慢して聞き、誤りを許し欠点に目をつぶらなくては 社会生活の喜びや利点を味わうことはできない。 たとえ怒りっぽい人から何かひどいことを言われても、 腹を立てずに、むしろ相手を気の毒に思うことである。 腹を立てるのは一種の病気だ。 世慣れした人は、内気すぎたりはしないもの。 また自分をわきまえている人は、決してあつかましいことはしない。 年がら年中、人前で気おくればかりしていると、つまらない人だとさえ思われかねない。 生活上の小さな事柄をおざなりなると、 人生の大半はそういう小さな事柄に費やされるので、 できるだけ気分よく向かったほうがよい。 真の礼儀作法とは、相手に対する尊敬の念を表現する術である。 礼儀は良識から生まれ、よい友と交わることで磨かれていく。 書物から学んで覚えるのではない。 けれど、親切で謙虚に、そして愛想のよい態度で人に接することなら 誰にでもできる。 家庭ほど一人前の人間を育てるのに好適な学校はない。生涯の学校。 男も女も結婚生活という教育段階をくぐりぬけて初めて、 世の中の一通りの出来事に対応できるようになるものである。 人間的に十分試され、性格を確率することになる。 人間は歳をとるにつれ性質や習慣が固まってしまい、 柔軟性をなくすものである。 そして相手に合わせるのがむずかしくなる。 人は自分が愛し尊敬する人と一緒に生活していると、 自然に相手の癖をまねし、段々にその気質がうつって行くもの。 お互いに向上させ合ったり、逆に損ないあったりしながら暮らしていくもの。 独身時代の一年と比べて、結婚当初の一年一年は、より永久的な変化を人格にもたらす。 だからこそ、この準備期間は決して容易ではない。 生涯でこれほど大切な時期はない。結婚ほど本質的に自分の幸福がかかっているものは、 他にはない。 完全無欠なものなどありえない 富などは第二義的な要素。本物の愛情がなくては結婚は考えるべきではない。 冷たい損得勘定と愛情を置き換えたりするものではない。 試練や苦労を経験したことないない人は、家庭生活には向かない。 常識の無い人は社会生活に適合できない。 まじめさは人から信頼されるための資格。

Posted byブクログ

2012/07/15

「知的人生案内」5 著者 ウィリアム・A・オールコット 訳  竹内均 出版 三笠書房 p50より引用 “つまり、生理的に必要な量以上に飲食にふけり、欲しがり、 そして食事を楽しむために仕事や義務をなおざりにする、 そういう態度をよくないといっているのである。” アメリカの教...

「知的人生案内」5 著者 ウィリアム・A・オールコット 訳  竹内均 出版 三笠書房 p50より引用 “つまり、生理的に必要な量以上に飲食にふけり、欲しがり、 そして食事を楽しむために仕事や義務をなおざりにする、 そういう態度をよくないといっているのである。” アメリカの教育家であり医者である著者による、 より良い人生を目指す為に大切な事をまとめた一冊。 自分を高める方法から人付き合いの心得まで、 当たり前に思えるけれど行動に移すのは難しい、 そんな教訓が盛り沢山です。 上記の引用は、 飲み道楽・食い道楽に関しての一文。 一時期大食い・早食いが流行していて、 まねをした人に死者まで出る事態になった、 そんな事があったと記憶しています。 大食いする人たちをファイターと呼び、 沢山の番組が作られていました。 流行に終わってまだ良かったと思います、 あの流行が一般的になるようでは困りますが。 最近は、 順位を当てるまで食べ続ける番組が人気のようですが、 過去を省みるということは無いのかもしれません。 これが仕事なんだと言われてしまうと、 どう言葉を返していいかわかりませんが。 その他、 仕事など生きる為の指針の多くが書かれた、 若いうちに読みたい一冊です。 ーーーーー

Posted byブクログ