統計学入門 第6版 の商品レビュー
医療関係者向けの統計学の入門書です。 ちょいとこれから組もうと思っていたもので統計を使おうとしていて、勉強したかったってのがあり読んで、ノートにまとめつつ、練習問題をこなして読み進めました。 理系向けよりは文系向けの様に思います。 各公式などについても記号では表さず(巻末の付録に...
医療関係者向けの統計学の入門書です。 ちょいとこれから組もうと思っていたもので統計を使おうとしていて、勉強したかったってのがあり読んで、ノートにまとめつつ、練習問題をこなして読み進めました。 理系向けよりは文系向けの様に思います。 各公式などについても記号では表さず(巻末の付録に記号での公式は掲載)、日本語で書いてあります。 ですので、読み取りにくい部分はあります。 記号とかが極力出てこない様な解説になっていますので、記号が苦手な人にはいいかもしれません。 逆にある程度理系だと、解釈の仕方が悪いと思うところも多いです。 特に小数点の扱い。 基本的には切り捨てなのですが、桁数が一切統一されていません。 1桁、2桁、3桁とあります。 ですので、練習問題で自力計算するときに3桁でだして、問題の回答を見たら、2桁でやってて、数値が違うとかよくあります(結果は変わらないですが) あとはところどころに誤字や式や数値の間違い(結果は正しい)があります。 入門ということで、本当にさわり程度かと思います。 基本である、分散、不偏分散、母集団、母平均、標本平均、F値などなどが解説されています。 難しいことについては、割愛となっています(本文にもその旨書かれています) 医療関係者向けだろうと思われるのは出版社もですが、練習問題に使われるサンプルデータが、すべて医療がらみになっているところですね。 数学が苦手だけど、統計を取らなきゃいけない人にはいいのかもしれません。
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