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看護のための精神医学 第2版 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/01/05

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1743051989905547406?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2022/10/31

実践的 “仕事を終えても、まだある患者のことが気になってしかたがないなら、その患者に心理的に巻き込まれているのだから、主治医を交替すべきである。 008 “脳の能力水準を下げる病気はなんでも、それまで耐えられた「心因」を耐えられなく、また、「心因」への反応を幼稚なものにする。...

実践的 “仕事を終えても、まだある患者のことが気になってしかたがないなら、その患者に心理的に巻き込まれているのだから、主治医を交替すべきである。 008 “脳の能力水準を下げる病気はなんでも、それまで耐えられた「心因」を耐えられなく、また、「心因」への反応を幼稚なものにする。18 ○役に立つかもしれない13の助言 3 患者を突別扱いしない。患者だけの時間をとったり、喫茶店で面接したりしない。患者が「特別な人」ではなく「おおぜいのなかの格別変わり映えのしない1人」であることを体験するのは、治療的であり、患者もじつはそう悪い気はしない。 4 患者のことばの端々にこだわらない。患者の語ることばは成人の通常言語よりも、思わぬ深い意味や広がった意味をもっている。 210

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2020/08/25

「医師が治せる患者は少ない。しかし看護できない患者はいない。息を引き取るまで、看護だけはできるのだ」はさすがの名分。精神科医こそが読むべき本。いつまでも謙虚さを忘れないためにも繰り返し読みましょう。

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2014/11/04

名著です。精神医学書から一冊を選べと言われたら躊躇なくこの本を選びます。 なぜならここに書かれている内容は当事者が読んでも有益な知識だからです。これ以上の本があるでしょうか。

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2012/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

看護するために知っておきたい、精神病の分類と経過。網羅的なので、直接関わる人には有効なのだろうと思います。 ・アメリカの精神医学の訓練では、「仕事を終えても、まだある患者のことが気になってしかたないなら、その患者に巻き込まれているのだから主治医を交代するべきである」と教えを受け、筆者は深い感銘を受けた。 「24時間中患者のことを思っているのが看護師の理想だ」という訓話は一見良いようだが、けっしてそうではない。 ・自分で悩むかわりに他人を悩ますのは「裏返しの神経症」とも言える。それをもう一度裏替えして「神経症」にして治すということができそうである。 ・人格は発達の過程では、環境との相互作用のなかで、多くの経路が同じ一つの結果にたどりつくこともあり、逆に同じ一つの出発点がたいへん異なった結果に達することもある。 ・「理解」はついに「信」に及ばない。あなたの配偶者や子どもを「信」抜きで理解しようとすると、必ず関係を損ない、相手を破壊する(人間は人間を理解しつくせるものではない)。 婚約者にロールシャッハ・テストを施行しようとする精神科医はフラれて当然なのである。人格障害といわれる人は「信なき理解」にさらされてきた人であるかもしれない。 ・精神療法者のプライドのもとは他で(施療以外で)求めなさい(フリーダ・フロム・ライヒマン)。

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2011/10/06

これは名著。看護のための、とあるが全然心理の人が読んでもイケる。具体的で、細かく、かつ平易で深い。一冊手元に置いておきたいなーと思う一冊。

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2014/11/27

病気そのものを扱おうとするのではなく、症状を出している患者自身を見つめる視点で書かれているという印象を受けた。 看護の本は初めて読むが全般的な特色なのだろうか。 睡眠のケアの話が深くて詳しい。 統合失調症のケアについてもページをたくさん使っている。症状の現れ方、対処法や患者の考え...

病気そのものを扱おうとするのではなく、症状を出している患者自身を見つめる視点で書かれているという印象を受けた。 看護の本は初めて読むが全般的な特色なのだろうか。 睡眠のケアの話が深くて詳しい。 統合失調症のケアについてもページをたくさん使っている。症状の現れ方、対処法や患者の考えている(であろう)ことから発症、経過まで、平易で読ませる文章なのに内容は濃い。 統合失調症について、巷に溢れた入門的な本では足らない人には強く勧めたい。看護や医学、心理が専門でなくとも得るものは多いはず。

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