アラビアのバフェット の商品レビュー

リズカーン【著】,塩野未佳【訳】

2018/10/05

　タイトルには投資手法とあるが、実際は世界5位の資産家の伝記である。
　投資手法というよりは、成功者の行動を学ぶことでできた。

2015/08/08

アラビアのバフェット、一体どんな人なの？

もうあまりに久しぶりのレビューでこのところ読書をさぼっていましたが、アルワリードという人物を知りたくて読みました。

王族の一員でありながら、投資家、事業家でもあり、本当に高い人格の人だ、少なくとも本を読む限りは。

とにかくハーバード大学のJensen教授の言うインテグリティが非常に高い方で、やるといったことを徹底的にやる、このことが素晴らしい。

僕がアルワリードから学べる在り方は、ハードワーク、責任、そしてリスクテイカーだ。僕にはすでにこれらの在り方を持っているし、さらにレベルを上げていけば、アルワリードの在り方を手に入れる事も夢ではない。

本の書評というと、あまり満足させられるものではなかった。これだけはちょっと残念なところだが。

2010/08/10

［　内容　］
この１冊でアルワリードのすべてがわかる。
３万ドルを２３０億ドルにした「伸びる企業への投資」の極意。
世界第５位の投資家が明かす成長し続ける企業・経営者の資質とは。

［　目次　］
ビッグニュースになる
幼少期の王子
ブラックゴールドラッシュ
成功への意欲
視野を広げて
王子、キングダム、そして経営難のシティ
シティの壁を越えて
家族との時間
大家族
ビジネスの王国
アラブ人とアメリカ人
東西の架け橋になる
祈りの呼び掛け
貧しき人に扉を開けて
掘り出し物を狙う億万長者のライフスタイル
政治という仕事
砂漠のプリンス

［　ＰＯＰ　］

［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］

［　参考となる書評　］

2010/05/23

余りにカッコいい男、アルワリード王子を紹介した本。

血統、カネ、ルックス、オーラ、どれをとっても超一流の王子の素顔に迫っている。

私が唯一存命中の人物で憧れるのがこのアルワリード王子である。
全てがあるように見えるということは素晴らしいことだ。

2009/10/07

世間的なアラブの王子様とは質が少し違います。確かに何もしなくても生活には困る事はありませんが、この王子様は超努力家です。王子と言うコネクションの強さを考慮して、仮に同じコネがあったとしても同じ結果を生める人はなかなかいないと思います。週五日（以上？）、毎日4,5時間の睡眠と15時間近い労働を何十年もこなし続け、危機に陥った優良企業を投資で助け、企業再生をしてきました。しかも再生後も売りぬけず、ホールドをし続けてどんどん大きくなった人です。タイトル通りバフェットと言う世界一の投資家と並ぶ存在です。投資のスタイルは基本的に、何らかの理由で不具合のある優れたビジネスモデルの会社を本来の根源的経済性をもったものにし、そこからは口を出さないみたいな感じだと思いました。その辺が一番俺の思想に近いかなあと思っていたりいます。さすがに王家なので生活は派手ですが、彼のように飛行機で世界を飛び回るっていうのは小学生の頃よりの夢なのです。

2009/10/04

金融投資中東シリーズ第四弾
イスラム金融、国富ファンド、アラブの大富豪とアラブシリーズの最終章的な本です。あのウォーレンバフェットがリスペクトする投資家がアルワリード王子この人である。大富豪でも桁の違う買物振りや投資哲学が解る1冊です。この本は頁数600頁弱とかなり読み応えがありますが集中して最後まで読みきってしまうほど魅力ある人物だと思いました。（私の表現は何時までも貧相なまま）

2009/10/04

アメリカでは最大の個人投資家で、投資の神様バフェットと同様、明確な戦略を基に投資を継続して大成功を収めた。中東では知らぬ者がいない世界第５位の大富豪。世界経済に圧倒的な存在感を放つアルワリード王子の素顔に迫る。