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フラメンコ読本 の商品レビュー

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2018/11/29

借りたもの。 フラメンコに関わる日本人による、エッセイ、フラメンコ解説本。 その成立の歴史、歌、踊り、ギターの三位一体構成についてや、現地スペインでの楽しみ方、親しまれ方について書かれている。 更には靴や衣装、フラメンコギターの職人へのインタビューまで。 この感想を書いている時点...

借りたもの。 フラメンコに関わる日本人による、エッセイ、フラメンコ解説本。 その成立の歴史、歌、踊り、ギターの三位一体構成についてや、現地スペインでの楽しみ方、親しまれ方について書かれている。 更には靴や衣装、フラメンコギターの職人へのインタビューまで。 この感想を書いている時点で10年前の本だが、今も第一線で活躍するバイレ(踊り手)やギタリスト、歌手についても紹介。 『美を見て死ね』( https://booklog.jp/item/1/4909355014 )の著者でスペインで活躍されていた画家・堀越千秋や『フラメンコ、この愛しきこころ―フラメンコの精髄』( https://booklog.jp/item/1/4880651281 )の著者である橋本ルシアの寄稿も。 日本人からみたフラメンコ読本ともとれる。「何故、日本人はフラメンコに惹かれるのか?」という命題が、読んでいて見え隠れする。 ヨーロッパの、キリスト教文化圏の踊りの中に、アジアにルーツを置くものの匂い、片鱗を垣間見てしまうのかもしれない。 日本とスペイン語圏の架け橋 Hispánica(イスパニカ) http://www.hispanica.org/

Posted byブクログ