通貨を読む の商品レビュー
[ 内容 ] 相場を動かすものの正体は!? ゴルゴ13からイラク・北朝鮮情勢まで、知られざるエピソードを盛り込みながら解説。 [ 目次 ] 1 円・ドル運命共同体 2 外国為替市場という迷宮(ラビリンス) 3 基軸通貨ドルの居場所 4 振り回される円 5 新たな挑戦者ユーロ 6...
[ 内容 ] 相場を動かすものの正体は!? ゴルゴ13からイラク・北朝鮮情勢まで、知られざるエピソードを盛り込みながら解説。 [ 目次 ] 1 円・ドル運命共同体 2 外国為替市場という迷宮(ラビリンス) 3 基軸通貨ドルの居場所 4 振り回される円 5 新たな挑戦者ユーロ 6 元が世界を揺るがす エピローグ 中国台頭と円の運命 付録 通貨を知るための本 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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国際通貨についての歴史、未来について論じる本。2004年、2007年。過去の通貨の位置づけや、これからの通過のあり方、日本の通貨政策について説いている。中国の元の切り上げ、ユーロの立場が新たに加わり、ドル、円、ユーロ、そして、元の4通貨体制が将来的に整うと思われる。このときに、日...
国際通貨についての歴史、未来について論じる本。2004年、2007年。過去の通貨の位置づけや、これからの通過のあり方、日本の通貨政策について説いている。中国の元の切り上げ、ユーロの立場が新たに加わり、ドル、円、ユーロ、そして、元の4通貨体制が将来的に整うと思われる。このときに、日本はアジアとして中国と協調するのか、アメリカとの関係を継続するのか、いくつかの選択肢のなかから道を選ぶこととなる。デカップリングとも言われているが、世界中で使われているドルの利便性は高く、それほど基軸通貨としての役割が低迷しているとは思えない。日本はこのままアメリカ協調路線を継続するだろう。本書の説明はデータに基づいているものの、日経文庫の政策なのか、グラフが少なくイメージしづらい。したがって、良著であるも星4つ。
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