「ガソリン」本当の値段 の商品レビュー
2007年の書物なので当時話題のバイオエタノールやメタンハイドレートなど夢のある内容が記載されているが2019年11月末現在、残念ながらバイオエタノールスタンドは普及せず、メタンハイドレートのニュースも聞かれない。 書物としては読みやすくお勧めできる。
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毎週5000円近くガソリン代を支払ってる身なので読んでみた。 ガソリンの値段のからくりがわかり易く書いてあっていろいろ解った。容易に持ち運べる巨大エネルギーはガソリン(石油)しかないという今の現実も...。 「ガソリン(石油)にかわる持続可能でかつ地球に優しいエネルギーを...
毎週5000円近くガソリン代を支払ってる身なので読んでみた。 ガソリンの値段のからくりがわかり易く書いてあっていろいろ解った。容易に持ち運べる巨大エネルギーはガソリン(石油)しかないという今の現実も...。 「ガソリン(石油)にかわる持続可能でかつ地球に優しいエネルギーを考えなくては!」 って強く思うのだけれど 「今の自分に何ができるのか...?」 を考えると難しい...。
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[ 内容 ] 2003年以降、原油価格が高騰している。 原油の在庫は有り余っているのに、値段は下がらない! なぜ、原油価格は上昇してきたのか? 原油価格はどのようにして決められているのか? メディアで取り上げられている“資源ナショナリズム”とは何か? エネルギーに関するさまざまな...
[ 内容 ] 2003年以降、原油価格が高騰している。 原油の在庫は有り余っているのに、値段は下がらない! なぜ、原油価格は上昇してきたのか? 原油価格はどのようにして決められているのか? メディアで取り上げられている“資源ナショナリズム”とは何か? エネルギーに関するさまざまな問題についてやさしく答える。 [ 目次 ] 第1章 原油価格はいかにして上昇したのか(原油とは何か? 原油は何でできているのか? ほか) 第2章 地政学リスクと高まる資源ナショナリズム(地政学リスクとは何か? 古くて新しい資源ナショナリズム ほか) 第3章 原油の市況商品化と市場のねじれ(原油は余っている!? 原油価格高騰のカラクリ ほか) 第4章 資源小国ニッポンの未来は暗い(米国では非常識なガソリン税 資源小国の悲劇 ほか) 第5章 「日の丸資源」確保を急げ(日本のバイオエネルギー元年 石油精製元売り業界のジレンマ ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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<レビュー> 原油価格の構成からガソリン価格の高騰について述べている。そして、地政学リスクと資源ナショナリズムから海外の国の原油獲得の現状や未来を明らかにしている。 また、原油市場の変化についても示している。 資源をほとんど持たない日本で、現在進められているサハリンなどの開発...
<レビュー> 原油価格の構成からガソリン価格の高騰について述べている。そして、地政学リスクと資源ナショナリズムから海外の国の原油獲得の現状や未来を明らかにしている。 また、原油市場の変化についても示している。 資源をほとんど持たない日本で、現在進められているサハリンなどの開発を取り上げ、日本のエネルギー戦略がうまくいっていないことを明らかにしている。その現状を踏まえて、日本はどのように資源を確保いていけばいいのかについて筆者の意見が述べられている。 <目次> はじめに 第1章 原油価格はいかにして上昇したのか 原油とは何か? 原油は何でできているのか? 原油の減価をいくらか? 原油はあと、どれくらいあるのか? 原油、石油、ガソリン何がどう違うのか? 石油以外の輸送用燃料はない 最初は厄介者だったガソリン ガソリン価格が高騰 ガソリン価格上昇は四つの原因 石油は飲み込む中・印両国の経済成長 中国のエネルギー事情 11億人が消費者に向かい始めたインド経済の底力 超エネルギー大国ロシアの正体 米国最大油田地帯の瓦解 発信源は米国 消費に精製が追いつかない 将来に対する漠然とした不安が設備投資意欲を低下 交錯する原油価格の“弱気”と“強気” 原油価格の上昇は止まらない 生活貿易に走る米国国民 コラム①-米国のエコ事情 第2章 地政学リスクと高まる資源ナショナリズム 地政学リスクとは何か? 古くて新しい資源ナショナリズム 原油価格の動きと密接につながる資源ナショナリズム 市場メカニズムが資源ナショナリズムを封じ込める 寝た子を起こしたのは誰か? 海外資本家から富を奪い返せ! 不満の矛先を国企業に向ける 資源ナショナリズムは世界を駆け巡る 石油権益の国営化が相次ぐ 国際石油市場のステージが“買い手”から“売り手”に変わる 高すぎる原油価格盲点 資源ナショナリズムは資源争奪のグレートゲームへ 新たな供給ルートを探せ 中国の資源外交~中東、アフリカとの連携強化 暴れる龍を誰も止められない ロシアの資源外交~米国との違いを鮮明に打ち出す 米中露の激しい対立も コラム②-原油採掘はハイテク産業 第3章 原油の市況商品化と市場のねじれ 原油は余っている!? 原油価格高騰のカラクリ WTIの影響力 WTIの特異性 石油のプロとアマがマーケットに同居 これまでの常識が通用しなくなった バックワーデーションとコンタンゴ? 原油相場の金融市場化が主犯!? 米国の石油業界を取り巻く環境も問題 過去の教訓は活かされない 高騰、暴落どちらにも傾く可能性がある 安定的な原油価格のコントロール方法とは 最適な原油価格の提供が求められている WTI原油に異変 異常事態は回避できるのか? 危機意識高まる米国石油市場関係者 国際石油市場から取り残される東京市場 コラム③-原油価格の支配権の変遷 第4章 資源小国ニッポンの未来は暗い 米国では非常識なガソリン税 資源小国の悲劇 戦略なきエネルギー政策のツケ エネルギー安全保障は国家百年の計 日本と取り巻く環境は一段と厳しくなる 資源小国日本のあるべき資エネルギー外交 積極的なエネルギー外交が必要 日本の資源外交は完敗の連続 これからも微妙な交渉が続くアザデガン油田開発 米国とイランの板挟みにあう日本 サハリン2の権益を譲渡 サハリン2の蹉跌 交渉の舞台裏 不当に低い条件は回避したが… 解決されていない諸問題 ガスプロム支配はロシアの未来にとってプラスなのか? 日本はこの教訓をどう活かすのか コラム④-イラン大統領の正体 第5章 「日の丸資源」確保を急げ 日本のバイオエネルギー元年 石油精製元売り業界のジレンマ なぜ、石油業界が動いたのか? 古くて新しいエネルギー なぜ、今バイオガソリンなのか バイオエタノール=エコは誤り バイオガソリンに残された課題 石油高騰から始まる“食の危機” メタンハイドレートの可能性 埋蔵量は消費量の108年分 メタンハイドレート開発の問題点 進む地球環境破壊 アジアにおけるエネルギー協力が日本のエネルギー安全保障に 日本がすべきことは何か? コラム⑤-サトウキビは余剰作物!? おわりに
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去年、ガソリン価格の高騰が僕らの生活に打撃を与えましたけど、原油問題は世界レベルで考えていかないと、また同じようなことが起こるんでしょうね。 原油価格の高騰とともに小麦とかの食料も値上げされましたが、からくりがよくわかりました。 輸送費用が膨らんだからだけではないんですね。 ...
去年、ガソリン価格の高騰が僕らの生活に打撃を与えましたけど、原油問題は世界レベルで考えていかないと、また同じようなことが起こるんでしょうね。 原油価格の高騰とともに小麦とかの食料も値上げされましたが、からくりがよくわかりました。 輸送費用が膨らんだからだけではないんですね。 環境問題や国際政治を絡めながら、エネルギー問題も世界規模で解決すべきです。 そのためにも、官僚にエネルギー政策のプロを置かないと!! ところで、道路特定財源はどうなったんやったっけ・・・?
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1.新興経済発展諸国による石油需要の増加 2.米国最大油田地帯プルドーベイ油田の瓦解 3.中東情勢の先行き不透明に伴う地政学リスク 4.ニューヨーク原油先物市場への投機資金流入
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原油は余っている!にもかかわらず価格は上昇を続けるのはなぜか? ?資源ナショナリズムの台頭 ?原油先物取引における市場テクニカル ?環境問題のための環境規制
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