風の盆幻想 の商品レビュー
9月-10。3.0点。 宿屋の二代目が殺される。犯人は風の盆の対立相手か、ヤクザか。 軽井沢のセンセと浅見が、富山まで行き、捜査。 複雑な愛憎劇。まあまあ。 250頁と短め。
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内田康夫の浅見光彦シリーズ。 この作家さんは大きな流れをばばんと説明するのがうまいと思う。 だからこそのトラベルミステリとか歴史ミステリが説得力があるんだろうけれど。 あとがきにも書かれているように、おわら風の盆にはいろいろな事情があるらしく、すべてを正しく書いては居ないとい...
内田康夫の浅見光彦シリーズ。 この作家さんは大きな流れをばばんと説明するのがうまいと思う。 だからこそのトラベルミステリとか歴史ミステリが説得力があるんだろうけれど。 あとがきにも書かれているように、おわら風の盆にはいろいろな事情があるらしく、すべてを正しく書いては居ないということだった。 だからこそ、伏線なのか、下手な情報なのかは分からない枝葉末節があるけれど、それでも「風の盆」というものがとても美しく見えた。 おわら風の盆に行って見たくなる本でした。
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