この人と結婚するかも の商品レビュー

中島たい子【著】

2013/09/14

大学時代に学食で話した彼。
職場の美術館で閉館間際にやってきたTV局の子持ち彼。
スーパーで出会った彼。

日常で出会う人たちに対して毎回思うこと、
私、この人と結婚するかもしれない。

そんなことをいちいち考えているから結婚できずにいるのか、漫画家の美術館で働き、休みの日には英会話教室に通う節子の日常。

英会話教室で出会ったケンはあんまり魅力的ではないけれど
世の中には劇的な出会いからの結婚だなんてそう簡単には転がってはいないし
だからと言って妥協とは違うけど、理想や妄想を捨てて目の前にいる人のありのままを受け入れてみるとちょっとは気持ちが楽になるのかも、とか。

他短編。

結婚を意識しちゃうとなかなか生きるの大変だね)^o^(

2013/04/19

もっと運命的な出会いからの〜ハッピーウェディング話かと思って居たので終わり方が…女子の妄想癖部分は本当にリアルだっただけに後半への期待が大きくなってしまいすぎたのかな？

2013/08/24

前半部分の”この人と結婚するかも”だけ読みました。
期待していた内容とは違いましたが、まさに自分！って感じでした(笑)
優しくされたり、ちょっといいかも。って思ったら”この人と結婚するかも”って思います。
今まさにですが(笑)
とても読みやすい文章で、ほんの一時間ほどで読み終わりました。
結婚相手はちゃんと見据えるようにします(笑)

多分、３月ぐらいに読んだ本を、今回読み終わりました。
後半のケイタリング・ドライブは、女々しい男性の独り言という感じで、ずっと描写背景です。
見開き段落なしとかあります(笑)

2012/11/07

『この人と結婚するかも』
出会う男出会う男、すぐに｢この人と結婚するかも｣と思ってしまう主人公。私も妄想や思い込みの激しいところがあるから、結構共感出来る部分が多かった。さすがに｢この人と結婚するかも｣とは思わないけど。
そんな、自分とちょっと似た部分のある主人公だからか、ケンにおそば屋さんに誘われたことで、期待してしまった場面では本気で心配になった。そんなに期待したら危ないよ、傷つくことなっちゃうよ、って。
まあそんな心配はいらなかったようで。最後は、はっきりした形は取っていないけど、優しくて明るい感じで好きな終わり方だった。

『ケイタリング・ドライブ』
こっちは勘違い男が主人公。『この人と結婚するかも』の主人公より、痛々しい感じがした。それにしても美絵ちゃん…悪い女や…。
彼が焼き魚と、ご飯と味噌汁だけのパーティーを妄想してる場面では、またもや心配になった。そんな出来すぎた妄想、ありえないってわかってるのにしてしまうのも、分かるな。なんだかちょっと虚しいね。
終わり方はどうなのかなぁ…。でもとりあえず、朋代とは素敵な関係を築いていけそうなので良かった。

2012/08/11

「この人と結婚するかも」と「ケイタリング・ドライブ」の二作が入っている。
ケイタリング～の方は回想が多くて、読みにくかった。

2012/07/29

少し妄想癖のある私、共感しまくりです。
三十路まで、あと6週間、共感しまくりです。

がっかりするのが怖くて思いっきりブレーキかけたり。
ブレーキかけてたはずなのにやっぱりどこかで期待していてがっかりしたり。
誘われてたことに後から気づいて失敗したり。
突然大胆なこと言ってる自分に驚いたり。

恋をするって忙しい。
けど、だからこそ楽しい。
直感とか偶然とか、信じてみるのも悪くない。

2011/09/29

タイトルから想像する内容と違うところがこの話のいいところかも と思う人には話さないけれど普段思うことが本当によく表現されてるな〜小説を読んだ というより友達の悩みを聞いたあと のような感じか？

2011/03/05

おもしろかったあ。

女の妄想癖をよくもまあ上手に小説に載せましたねというお話。

この人の書く人間はどことなく健康的で、しっかりと地に足がついているので、たとえば登場人物が悩むシーンも変にﾄﾞﾖﾄﾞﾖしていない。
読んでいて気持ちが良い。
根がきっとポジティブな人なんだろうなあ。

２作目はあまり好きじゃなかった。

2010/05/14

読後感はホッコリ。
なんかわかる。２９～３０ってこんな感じ。
恋愛も仕事も。
責任感とか臆病な感じとか･･･
勘違いを胸の中でモヤモヤしちゃうのは若い時みたいな勢いが無い性もちょっとあるよね。
料理は人に食べてもらう事の大変さは最近本当に痛感してるから「料理は演出」って言葉にはチョッと感動した☆

2010/03/19

2010/03/15 このくらいの長さだと、結末がすとんと落ちてくるのかも。2編目は少し思い切りが足りずに痛々しくなってしまった。