アカウンティング入門(9) の商品レビュー
初心者としては、アカウンティングの考え方や概要が理解できて、非常によかった。 【以下、内容メモ】 日本基準は費用収益アプローチ →収支計算の変換による損益計算を重視するため、企業活動の内容が読み取りやすい反面、お金の流れがない企業戦略は示されない。 米国基準は資産負債アプローチ...
初心者としては、アカウンティングの考え方や概要が理解できて、非常によかった。 【以下、内容メモ】 日本基準は費用収益アプローチ →収支計算の変換による損益計算を重視するため、企業活動の内容が読み取りやすい反面、お金の流れがない企業戦略は示されない。 米国基準は資産負債アプローチ →資産価値の表示を重視するため、企業価値(戦略結果)が貸借対照表に適切に示されるが、現在の企業活動はわからない。 連結財務諸表は、重なる部分を消していく。 プロダクトポートフォリオ戦略を確認するには、セグメントごとのキャッシュフロー計算書を見る。
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【狙い】 ・しばらく会計の勉強から遠ざかっていたので、リハビリに用に。 【感想】 ・リハビリのつもりで読んだが、新しい気付きや発見が多くあり、色々腑に落ちていなかったことがスッキリした! ・会計のプロセスを、単に決まり事として示すだけでなく、その背景にある考え方(会計制度)の深...
【狙い】 ・しばらく会計の勉強から遠ざかっていたので、リハビリに用に。 【感想】 ・リハビリのつもりで読んだが、新しい気付きや発見が多くあり、色々腑に落ちていなかったことがスッキリした! ・会計のプロセスを、単に決まり事として示すだけでなく、その背景にある考え方(会計制度)の深い部分から説き起こして、そこに到る必然を示してくれている。 ・内部統制や国際会計基準等の現在の会計の変革(混乱?)も、会計制度の大きな枠組変化の具体的な表れ方として捉えるべきであることが理解できた。根っこの部分を捉えることによって、見通しがクリアになった。 ・また、一時期に見られたキャッシュフロー万能主義も過渡期的な現象であるのかも。 ・入門とタイトルに打たれているが、初心者向けではない(真意が伝わらない)と思う。むしろ、ある程度の会計の理解のある人が、概念を再整理するのに打ってつけと思う。アカデミックな知的欲求も満たしてくれるところも良い。 ・会計に関しては、この先生の考えを全面的に取り入れることにしよう。 ・続けて、同著者の『ビジネス・アカウンティング』も購入した!
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