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ホラー映画ベスト10殺人事件 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/11/12

タイトルとは裏腹に、推理小説ではありませんでしたね。(^^; ぶっちゃけ、映画批評業界の裏話と、スプラッタ満載のコミカルホラーって感じ。 とにかく、スプラッタ映画ばりに人を殺すシーンを詳細に書いているんですな。もう、他のことはどうでもいいやって感じで。(^^; あまり売れるような...

タイトルとは裏腹に、推理小説ではありませんでしたね。(^^; ぶっちゃけ、映画批評業界の裏話と、スプラッタ満載のコミカルホラーって感じ。 とにかく、スプラッタ映画ばりに人を殺すシーンを詳細に書いているんですな。もう、他のことはどうでもいいやって感じで。(^^; あまり売れるような種類の作品じゃないけれど、好きな人なら他の作品も読みたくなるはず。 僕はちょっとした息抜きになら読んでも良いかなって感じだけれど。 (探してまでは読まないな。(^^;)

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2015/01/27

ただ当時のホラー/スプラッター映画ブームがひたすら懐かしい本書。 ストーリーよりスプラッター全盛期の雰囲気を楽しめる。 映画評論家の生活が垣間見れるのが興味深い。 あぁ、あの狂躁の時代は何処へ。

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2011/09/16

さすが友成。ぐちゃぐちゃ。 人体破壊ばんざーーーーーーい。 スプラッタばんざーーーーーーい。 電ノコ魔、本当にいたら怖すぎるっ!!

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2010/01/15

これって……ユーモア小説なのか。ちょっとびっくり。でも読んでみると、たしかにそうでした。スプラッタだけれど軽快です。というよりむしろ、スプラッタ映画の軽快さを前面に押し出している印象。 これもまたホラー・バッシングに対する反発なんですかね。犯人の姿は、「ほら、こんな風になっちゃう...

これって……ユーモア小説なのか。ちょっとびっくり。でも読んでみると、たしかにそうでした。スプラッタだけれど軽快です。というよりむしろ、スプラッタ映画の軽快さを前面に押し出している印象。 これもまたホラー・バッシングに対する反発なんですかね。犯人の姿は、「ほら、こんな風になっちゃうからホラー映画を観るのは悪いんだよ」という実例みたいで。だけどそんなはずあるかいって。たしかにこの作中では犯人のみならず、なのでちょっとアレなんですけどね(苦笑)。 数々の有名ホラー映画が題材になっているので、知っていると嬉しいです。知らないのはチェックしたくなります。ああさらにドツボ……。

Posted byブクログ

2009/10/04

初の友成純一、もっと彼の著作を読みたくなった。 仲が悪いとされる実在の同業者 (映画評論家) をモデルにした登場人物を瀕死に陥らせるとか、どうしてそんな事するのか解らないけど、もっとやれ という意味で面白い という意味で狂ってる   友成純一自身をモデルにしてるとしか思えないスプ...

初の友成純一、もっと彼の著作を読みたくなった。 仲が悪いとされる実在の同業者 (映画評論家) をモデルにした登場人物を瀕死に陥らせるとか、どうしてそんな事するのか解らないけど、もっとやれ という意味で面白い という意味で狂ってる   友成純一自身をモデルにしてるとしか思えないスプラッター映画評論家の周囲で血みどろ連続殺人事件が起こるサスペンス。 サスペンスだけど、ブラック・ユーモアの方が効いている。   自虐としか思えない主人公や映画ファンの内面描写が笑える。 またスプラッター・ホラー映画の有名な / マニアな殺人シーンの再現が単純に楽しい。 新宿ゴールデン街の狭い路地を舞台にした チェーンソー VS 巨大チェーンソー のいかれた殺し合いは2000年頃の 三池崇史 映画かと思った。   虚実ともにマニアックな題材なので、かなりのマニア向け。   余談ですが、瀕死にされた映画評論家のモデルは 塩田時敏 だそうです。   塩田 とか 友成 とか 東京ファンタ とかのキーワードにピンと来ないとあんまり楽しめない可能性があり、普通の小説だと思われちゃいそうです。 が、かなり無茶というか意欲的な内容だと思うよ。   キネ旬 も必要かな? キネ旬 読まないから解らないや。

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2011/09/07

 ホラー映画評論家庄内良輔の周囲で、映画関係者が次々と惨殺されていく。しかも、庄内がベスト10に挙げたホラー映画の殺人シーンと同じ殺され方で、、、。 殺人事件とは言いながら、決して犯人探しの物語ではありません。ホラー映画を下敷きにした連続見立て殺人を通じて、作者のホラー映画への愛...

 ホラー映画評論家庄内良輔の周囲で、映画関係者が次々と惨殺されていく。しかも、庄内がベスト10に挙げたホラー映画の殺人シーンと同じ殺され方で、、、。 殺人事件とは言いながら、決して犯人探しの物語ではありません。ホラー映画を下敷きにした連続見立て殺人を通じて、作者のホラー映画への愛とかこだわりがひしひしと伝わってくる。の割には、ぐちょぐちょでスプラッタですが(汗)。 どう見ても、庄内と作者自身が重なって見える…と思ったら、大半の登場人物の実際のモデルがいるんですね!実際に体験したエピソードも、ネタとして使われてるとか。うう。性格わる〜い!ひょっとして小説の形を借りて、恨み晴らしてません??? ぐっちょんぐっちょんのスプラッタではあるものの、からっとして明るく、なんか笑えるし。ジメジメした陰惨さがないから、友成純一作品は大好き。しっかしこの作品、スラップスティック・コメディ…なの?ま、最後の一行がいいよね。とっても効いてますわ(笑)。

Posted byブクログ