延命の医学から生命を与えるケアへ の商品レビュー

日野原重明(著者)

2012/03/12

　キュアとケアについてのお話。
死の質とは何か。現状の医療は患者を臓器や病気のみで判断し、
心と体が分離してしまっている。という様なお話でした。

　リハビリにもこれがあてはまらないかと言われたら、あてはまりますね。
　機能障害ばかりに目を向けて、その治療ばかり。
そこから患者さんがどのように生活するべきか、のビジョンが無い。
　そうやって繰り返されて来た体系の中で、テクニックばかりが重視されて、その人個人は蔑ろにされて来た様に思います。

　よみながら、ああ自分、できてないな、って思いました。