楽園(上) の商品レビュー
それなりに面白いが、引き込まれるというほどではない。 話の進行がまどろっこしい。 特に主人公のトラウマとなっている過去の事件について、少しづつ状況が明らかになるような展開のようだが、結果として状況がよくわからないので、主人公に今ひとつ共感がわかない。 しかも、この主人公夫婦の...
それなりに面白いが、引き込まれるというほどではない。 話の進行がまどろっこしい。 特に主人公のトラウマとなっている過去の事件について、少しづつ状況が明らかになるような展開のようだが、結果として状況がよくわからないので、主人公に今ひとつ共感がわかない。 しかも、この主人公夫婦の会話が気持ち悪くて、かなりひく・・・ まあ、後半の展開に期待。
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『模倣犯』の前畑滋子が再び活躍するお話。 16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていた少年… 彼はサイコメトラーなのでは… 最初は、どういう風に話を進めていくんだろうと不安でしたが、 だんだんと話に引き込まれていきました。 下巻に期待。
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ぞわぞわ、ぞわぞわする。この人の作品は静かに深く蝕んでくる怖さがある。怖いもの見たさで読んでしまう。 ストーリーの中での飴と鞭が巧みだと思う。進める!と思った瞬間にブチっと切られてしまったり。もう作者の思う壺だ。 『模倣犯』を先に読んだ方がよいかなあ。もうこの上巻を読み終わっ...
ぞわぞわ、ぞわぞわする。この人の作品は静かに深く蝕んでくる怖さがある。怖いもの見たさで読んでしまう。 ストーリーの中での飴と鞭が巧みだと思う。進める!と思った瞬間にブチっと切られてしまったり。もう作者の思う壺だ。 『模倣犯』を先に読んだ方がよいかなあ。もうこの上巻を読み終わってしまったが。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
模倣犯読み終わったので。 ドラマもやってたので、興味があり読みました。 模倣犯より内容がソフトなのですが、刺激がないのでなかなか読み進みませんでした。 ただ、後半に向けて謎がどう解けていくのかが気になり、どんどん読めました。 超能力めいた内容は求めてなかったので、ちょっと興ざめでした。
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WOWOWで放映が始まってからあわてて読み始める。前作にあたる「模倣犯」でもそのあまりのくどさに辟易としたが、その社会に訴える力には脱帽せざるを得ない作品群である、本作も上巻はネタ振りに費やされたようで伏線が何重にも張り巡らせているようである、やっと後半にその回収に入ったようでい...
WOWOWで放映が始まってからあわてて読み始める。前作にあたる「模倣犯」でもそのあまりのくどさに辟易としたが、その社会に訴える力には脱帽せざるを得ない作品群である、本作も上巻はネタ振りに費やされたようで伏線が何重にも張り巡らせているようである、やっと後半にその回収に入ったようでいよいよ面白くなっていく予感がする。そのあまりにも長大な作風ゆえ映像化するにあたってかなりカットしたり独自脚色されるため、この作者の映画、TVでは大林監督の「理由」とBSの「おそろし」ぐらいしか成功例を見ない気がする。下巻に続く。
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2016.12.24 読了 図書館の 今ならすぐ読めますコーナーにあり、 なんとなく手に取りました。 めっちゃ「模倣犯」が 絡んでくる。 先に読んでてよかった。。。 これもこれで 全然 別の話なんだけど。 これもこれで どうなるのか すごく気になる展開!
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あの、忌まわしき連続殺人事件から9年。事件ものからは遠きつつも、細々と書物仕事は続けていた前畑滋子。知人から紹介されて彼女に会いにやってきたのは、ごく普通の主婦、萩谷敏子。敏子が滋子に調べて欲しがったのは、彼女の死んだ息子が遺したスケッチブックの謎について。そのスケッチブックには...
あの、忌まわしき連続殺人事件から9年。事件ものからは遠きつつも、細々と書物仕事は続けていた前畑滋子。知人から紹介されて彼女に会いにやってきたのは、ごく普通の主婦、萩谷敏子。敏子が滋子に調べて欲しがったのは、彼女の死んだ息子が遺したスケッチブックの謎について。そのスケッチブックには、彼が知り得るはずのない事件についての奇妙なスケッチが描かれていた。それは、火事場から娘の死体が発見され、両親が殺したと自首したというごく最近の事件現場の絵、そしてあの山荘の絵だった。 感想は下に。
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上、下と一気に読んだ。 もう少し違う結末を期待したのだけど、救いが無いまま終わったなぁ。 前畑サン、好意と好奇心だけでそこまで動けるもんかなぁ…という部分にも首を傾げざるをえなかった。 でも、等くんの見た記憶は誰の?…が、あおぞら会に繋がっていく辺りは、ワクワクゾクゾクした。 ...
上、下と一気に読んだ。 もう少し違う結末を期待したのだけど、救いが無いまま終わったなぁ。 前畑サン、好意と好奇心だけでそこまで動けるもんかなぁ…という部分にも首を傾げざるをえなかった。 でも、等くんの見た記憶は誰の?…が、あおぞら会に繋がっていく辺りは、ワクワクゾクゾクした。 あとがきで、全国の土井崎茜サン、ごめんなさい…としてるのが、印象的だった。 やっぱりフィクションの中の登場人物が、自分と同姓同名だったりするのって複雑だったりするのかなw。 「模倣犯」の内容も度々出てくるので、読み返したい気持ちになったけど、アレを読み返すのって覚悟いるよねw。 で、映画版のキャストだけ確認してみた←。 前畑さんは、木村佳乃だったのだね。全然忘れてた。 いま実写化するとしたら、誰だろうなぁ。
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面白かった。一日で一気読み出来た程、スルスルと読める。図書館から上だけ借りてきて、下は借りてこなかった!バカなことをした。模倣犯を読んでないので、下と一緒に借りてこよう。 私はそんなに灰汁の濃い主人公に感じなかった。そしてあっちこっち飛ぶ話ではなく、順番に進んでくれて私好み。
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読んだか読まなかったかわからなくなって読んでみたんだけど、やっぱりわからない^^; どこかで見たエピソードも出てくるんだけどな~。 「模倣犯」の続きだってことは初めて知ったので、やっぱ初読なのかな? とりあえず面白いので下巻も読む。
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