意識の人間学 の商品レビュー

林信弘【著】

2011/09/05

テクノサイエンスの発達速度をも上回る底なき欲望。
満たされないとわかりつつ、欲さずにはいられない。
なんとも矛盾に満ちた存在者、それが我々人間である。
矛盾、葛藤に引き裂かれた私たちは「独り」で向き合わなければならない。無我を抑圧することなく、まずは対面の関係を自己と結ばなければならないのではないか。おもろいけどすべてが無の意識に帰結するって主張し過ぎ