リーダーへの旅路 の商品レビュー

ビルジョージ,ピーターシムズ【著】,梅津祐良【訳】

2015/02/08

【そこら辺のリーダーシップ論とは一線を画す一冊】
『リーダーシップ』についての本なんてそこら中にあふれていて、何が本当のリーダーシップなのかさっぱり分からないということがあるのではなかろうか。

本書は、スターバックスのハワード・シュルツなどのリーダーとして成功を収めた／収め続けている125人にインタビューを実施し、そこから『リーダーシップ』とは何かを見つけ出し、説明をしている。

リーダーとして成果を残すためには、自己発見→自分なりのリーダー像の設計→「私からわれわれへの転換」→影響を及ぼし成果を上げる、という手順を踏むという。

自己発見については、12章ある内の8章を使っているくらいとても重要視しており、そこらのただの表面的な手引書とは全く異なる。

巻末には自分を振り返ることができる質問が付属しており、自分を見つめなおす良いきっかけを与えてくれる。

逆に言うと、それだけボリューミーなだけに読みのにはちょっと大変だ。しかも巻末の質問にも答えようとすればなおさらである。しかし、それだけ読むだけの価値はあり、何度でも読み直したいと思う一冊である。

2009/11/14

リーダーシップにおいて「自分の心の声」を大切にしなさいという本。

あなたが目指すキャリアの真の目的は何か？あなたのうちなる羅針盤に従うとあなたのリーダーシップも本物になる1
本物のリーダーに何が彼らをリードすることに駆り立てるのか？と聞くと例外なく自らのライフフストーリを理解することからモチベーションの源が理解できると答える27
「自分のことをリーダーとは考えていない。世の中に進歩をもたらす人材その共通目標の追求にほかの人を励まし参画を促す人材」と定義。（メルク社長）28
リーダーになったときほかの人たちをインスパイアし、彼らを通して変革を推進すること（69）私が、から我々が、に転換71
自分自身の本物のリーダーシップを発見するためにのステップ。自分のライフストーリー？強みと弱みは？（自己認識）。もっとも深い所に根ざしている価値観（価値観）は？　何が私をモチベートさせるのか？外因的と内因的（モチベーション）　自分が進む上でサポートし支援してくれる人は誰か？（支援チーム）　統合された人生。98