標本の作り方 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
大阪市立自然史博物館のクジラ、大阪湾の漂着物だったのか! 採取した標本は、自分が必要でなくなったら、処分せずに、学校や博物館へ。 プロだけに向けたものではなく、アマチュアにも標本の目的や作法が理解しやすい。中高の本棚に欲しい。 自然を記録するために。 〇化石・岩石・鉱物の標本作り →採取情報、記録と整理、保存方法、化石のクリーニング、レプリカ作り。 ※地層の剥ぎ取り標本、作ってみたい 〇植物・菌類の標本作り →採取方法、押し葉を作る、貼り付け、ラベルの記載方法、保存と整理など。 ※早さが勝負。採取場所、採取したばかりの状態の記録の大切さ 〇昆虫の標本作り。 →採取方法、標本の作り方、保存方法(種類によって、違う) ※採取するにはいろんな方法があり楽しそう。標本作りにはハードルがある。…大切なことだけども。 ムシこぶの標本! 〇無脊椎動物の標本作り →液浸標本、乾燥標本、貝の標本 ※海のそばに住んでいる人は、めっちゃ上手そう。特に巻き貝。ビーチコーミングしたい。 〇脊椎動物の標本作り →魚類・両生類・爬虫類、鳥類、哺乳類 ※そっか、釣りも採取方法の一つか。耳石マニュアルなるものが、公開されてる?! ここら辺からは、まず先達と一緒にすすめた方が良さそう。個人で取り扱うには難しそうな薬品もある。皮なめしは、猟師さんスキルぽい。肉落として大切。 〇記録を残す。 →情報を取り出す、集める、公開する。観察記録、写真・動画、発信。 ※観察記録のポイントは自由研究のときに伝えたい。当日の新聞紙を採取保存に利用すると、日時の記録が自ずと。 ※標本を展示するだけでなく、そのエピソードを付け加えると、興味を持ってもらいやすい。写真も動画も、いつ・どこでが大切。 〇標本や、記録を使う →図鑑だけでは、わからない。博物館の出番! 〇採取のマナー →基本!迷惑をかけないために、動植物を守るために。
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