フィンガーボウルの話のつづき の商品レビュー
いつも通りメビウスの輪のようなつながりを見せる感じ。 レインコートの博物館に関わるところが好き。 白鯨詩人のワード。 人生というのは、先へ行けばいくほどいろいろなことが妙なつながりを見せる。だから「面白い」と言えるし、「怖い」と思う。
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古本屋で買った。 読みやすくて、素敵な感じがするけど、なんか、それだけ。 ししりあんそると欲しい。 文章を書きたくなる本。
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ビートルズのホワイト・アルバムがそこかしこで関わり、「フィンガーボウルの話のつづき」という本を書こうとしている作家(作者本人のようにも感じるけれど、違うような気もする)の物語と、その本の内容?が入りまじる連作集です。世界のどこかにあるかもしれない不思議な場所が舞台の物語も多く、私...
ビートルズのホワイト・アルバムがそこかしこで関わり、「フィンガーボウルの話のつづき」という本を書こうとしている作家(作者本人のようにも感じるけれど、違うような気もする)の物語と、その本の内容?が入りまじる連作集です。世界のどこかにあるかもしれない不思議な場所が舞台の物語も多く、私が好きなのはレインコートの博物館です。ちょっと想像すると楽しいです。
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たまたま手にとった本。白を基調としたカバーにピンときて。素敵すぎる世界観にくらくらします。素敵な本に出会えてうれしい。表紙のイラストは、著者である吉田篤弘さん作。味があって好き。吉田篤弘さん、今後大注目です。
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おなじみのスタイルなのかな。 小さな話がまとまり、大きな流れとなっていく。 この人の「日常」に憧れる。 「レコードを聴いているであろう、日常」 「清潔なシャツを着ているであろう、日常」 いや、妄想に過ぎないのだけれど そして、言葉にできない部分の「日常」の空...
おなじみのスタイルなのかな。 小さな話がまとまり、大きな流れとなっていく。 この人の「日常」に憧れる。 「レコードを聴いているであろう、日常」 「清潔なシャツを着ているであろう、日常」 いや、妄想に過ぎないのだけれど そして、言葉にできない部分の「日常」の空気感がいいのだろうけど。 私の生活にないアイテムがよく出てくる。 それが、いい。
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ビートルズのホワイトアルバムをモチーフにした短編集。 聞きたかった言葉を言ってくれる、優しい友達みたいな本。 あまり踏み込まないが、心の奥につながるツボにそっと触れてくれるところなんか友達そっくり。 時々もう少し踏み込んで欲しい!って思っちゃうところも(笑)
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やっぱりわたしはこの方の小説が大好き! ビートルズの「ホワイト・アルバム」を軸にした短編集です。最初は『タイニー・ボム』っていう香辛料のPR誌に載せるため「食堂」に関する物語を書こうとしていた主人公だったのだけど、ジュールズ・バーンと出会って、結局「ホワイト・アルバム」に関するお...
やっぱりわたしはこの方の小説が大好き! ビートルズの「ホワイト・アルバム」を軸にした短編集です。最初は『タイニー・ボム』っていう香辛料のPR誌に載せるため「食堂」に関する物語を書こうとしていた主人公だったのだけど、ジュールズ・バーンと出会って、結局「ホワイト・アルバム」に関するお話の連載に……。導入の、主人公が野毛の焼き鳥屋さんでゴンベン先生に会うあたりも好き。
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頭で考えなくても、文字を追ってるだけで感性にすーっと入ってくるような物語。こういう本を読んだとき読書っていいなあと思います。 ホワイトアルバムが欲しくなった。
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大好きだよ、クラフト・エヴィング商会、吉田篤弘さん。旅行に取っておくつもりだったのに我慢できずに読んでしまった。彼らの書く作品の悪いところはどこまで事実でどこから虚構かが分からないところ!レインコート博物館てあるの??ちいさなFBに会いに行きたいじゃないか!
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ありがとう文庫化!!!ありがとう書き下ろし!(笑)もったいなくてちびちび読みました。空いた時間に何度も読み返して味わう為の本。
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