月待ちの恋 の商品レビュー

坂東眞砂子【著】

2020/08/03

2020年、25冊目は、主に隙間読者用にしていたもの。

春画を下敷きにした、時代官能、全二十六編の後半、十三編収録。

前半十三編を収めた、『岐かれ路』が悪くなかったので、BOOK・OFFの店頭取り寄せを初利用して購入。

前半いきなりモヤ系の話しが続いて、しっくり来ないのが……。中盤、やや持ち直したものの、『岐かれ路』よりさらにインパクト弱い印象は否めず。

★★★☆☆評価は、2.6～2.7のオマケ。

2009/10/04

同本ともうひとつの『分かれ路』とで、春話26編となっています。春画から物語を連想するという形で発想が面白いと思います。個人的に『月待ちの恋』の方が、深みを感じる短編が多かったです。