イケズの構造 の商品レビュー
なんでもない よく知られた「言葉」を きちんと真面目にとらえて ユーモアたっぷりに述べて しかも ちゃんと説得力がある この感覚を味わったのは 松本修著『全国アホ・バカ分布考』 もう三十年ほど前になるのでしょうか それにしても 「イケズ」をここまで 論じられる しかも「実例」...
なんでもない よく知られた「言葉」を きちんと真面目にとらえて ユーモアたっぷりに述べて しかも ちゃんと説得力がある この感覚を味わったのは 松本修著『全国アホ・バカ分布考』 もう三十年ほど前になるのでしょうか それにしても 「イケズ」をここまで 論じられる しかも「実例」を添えて! 筆者の入江敦彦さんに脱帽! 最後の最後まで 面白く興味深い一冊でした
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ためになったし、なによりおもしろい。 しかし、京ことばのイケズの構造を理解するのは難しい。 今までに知らない間にイケズをされていたことも、注意勧告を受けていたことも、わかっていない場面が多々あったのだろうなぁ(汗) 私は、いつまでたっても「よそさん」だすわ(笑)
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ある程度はわかった。でもやっぱりイヤやわ(笑)って感じかな。なるほどねーと思いつつうっエグいなぁと。わかったけど、わからんことにしとく。そういう感じかな。読めば少しはイケズを楽しめるかな。
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読みたかった本が電子化されてたので読了。 いままで、京都の精神を半分も、いや、全く理解していなかった! そして、読了したいま、私の祖母がイケズを放ちまくっていた事に気がつかされた一冊。
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他府県の人々を怯えさせる京都人のイケズを、京都出身の著者が徹底分析。 「イケズってなに?」「ぶぶつけの誕生」といった基本知識から京都言葉講座まで、笑えるエピソードを交えつつ多方面からアプローチしている
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著者のいう「イケズ」がどういうものかだいたいわかったよ。 そして、いっそう京都人に近づきたくなくなったよ。
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京都の深層文化、「イケズ」 面白いんだけれど、なんていうか、うん、まどろっこしいよ! 結局のところ、「よそさん」の私は「こわいなあ」なんて思ってしまうわけだが、1度や2度くらいは言われてみたいものだ。ただ、鈍感ゆえに気づかないかもしれないけど。
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京都好き、必読の一冊。 あたくしもかつて4年ほど京都に住んでおりましたが、その時アタマでは理解できなかったことが、これを読んでスッキリ。 なるほどなー、京都は外国で、京都人はガイジンやったんかー。どうりで…。
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イケズはイケズ。決していいものではないし、概してする必要のないものである。ましてやイケズは京都独自の文化・風習ではない。 それを「京都」と絡めたらおもしろおかしくなるだろうと算段し、さも京都に生まれ育った自分は京都のことをすべて知っているがごとく騙るあたり、そうとう卑しい部類の京...
イケズはイケズ。決していいものではないし、概してする必要のないものである。ましてやイケズは京都独自の文化・風習ではない。 それを「京都」と絡めたらおもしろおかしくなるだろうと算段し、さも京都に生まれ育った自分は京都のことをすべて知っているがごとく騙るあたり、そうとう卑しい部類の京都の庶民で、そうとう強いコンプレックスをもっているであろうことを読者諸兄は肝に銘じて、それでもこの本を読むのであれば読んでいただきたい。
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京都の文化やったら、入江さん。 この人の書きっぷりは、京都人っぽいです。 ああ、こんな人、確かにいてはります。何と言っても言葉の使い方が秀逸。
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