トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく の商品レビュー

黒柳徹子,鎌田實【著】

2011/03/07

子育てを熱心にすればするほど、社会から取り残されたように感じる。
そんな子育てママが、閉塞感を発展的に解消するにはお勧めの一冊。

子育て中、子どもにどのように接すればいいかを知ることができる。
しかし、それだけではなく、子育てを通して身に付けた「自分以外への愛」という感性を、どのように生かすことができるかを教えてくれる。

カマタ先生と、トットちゃんが、遂げたかった約束を果たしたことで生まれた一冊。お二人が約束を守ってくれて、本書が出版されたことで、広がって行くだろう輪を想像しつつ、感謝。

2011/09/03

トットちゃんと『がんばらない』の著者鎌田先生の対談＆エッセイ。いわさきちひろの挿絵が優しく心にしみる。日本、世界の子どもたちの現状、希望、未来を私たち大人がもっともっと真剣に考えて、彼らの未来を確かなものにしていきたい…私にできることは何かなと考えさせられた。でもこんなことで大変だ、とか、こんなことをみんながやったらいいのに、とか、そんなことを直接的に訴えているのではなく、現状はこう。実際はこう。だから放っておけなくて私はこんなことしています…と、非常に落ち着いた穏やかな言葉で語られているので、トットちゃんやカタマ先生のファンじゃなくても、非常に読みやすくいい本(＆構成）だと思う。私トットちゃんが好きなので、トットちゃんの本はどれも大好きなんだけど、この本も大大大好きになりました。

2009/10/04

医師とユニセフ大使もしている女優が子ども達のために、難しい言葉を使わずに普遍的な事・・・「みらい」とか「いのち」について語り合い、そしてそれぞれの方のコラムもあります。家族で読みたい本です。