万年筆クロニクル の商品レビュー
一時代前まで、お祝いの定番商品として贈られていた、チョッと高価な筆記具=萬年筆。もらったときには、少し大人の仲間入りをした感を覚えた人も多いのでは。 本書は、国内・海外の萬年筆メーカー各社から発売されたかつての萬年筆や当時の宣伝用広告、資料などが、詳しく紹介。 萬年筆を使って独...
一時代前まで、お祝いの定番商品として贈られていた、チョッと高価な筆記具=萬年筆。もらったときには、少し大人の仲間入りをした感を覚えた人も多いのでは。 本書は、国内・海外の萬年筆メーカー各社から発売されたかつての萬年筆や当時の宣伝用広告、資料などが、詳しく紹介。 萬年筆を使って独特の世界観を描き出す画家・古山 浩一氏による各社萬年筆の数多くのイラストが、すなみ まさみち氏の文章に花を添えています。 かつてお祝いでもらったものの使わず机の奥にしまい込まれている萬年筆、両親・祖父母が使っていた萬年筆、再び整備・調整して使いたくなるかも。 インク交換やインク・ペン先洗浄など、チョッと手を掛けてやれば長く愛用できる萬年筆。デジタル時代の現代だからこそ、萬年筆を使う上でのそんな一手間が愛おしく、萬年筆を使う楽しみや奥深さが再認識される1冊だと思います。
Posted by
一時はやって、いまもそのアナログ感覚からぜつだいなファンがいる万年筆を年代をおいながらうつくしい水彩画でたどります。ぱそこんのじだいでも、やっぱり万年筆はとても楽しめると思います。
Posted by
このすまみまさみちさん、万年筆のコレクターとしてかなり有名。この本に載ってる万年筆、どれも万年筆で描いたイラスト、というから驚き。写真のように細部まで精巧で、まさかイラストだとは思わなかったものもあったくらい。筆記具というより、芸術品の域に達してるよ、どの万年筆も。
Posted by
- 1