ダンサー の商品レビュー
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有賀さんて、こんなにカッコよかったの?? 未確認生物的な小説は柴田哲孝さん、お得意ですね。 TENGUも圧巻だったし、このダンサーは有りがちな物語りの進行とはいえ、相変わらず読ませるわ~。 どれだけ人が死ぬんだ!!と、惨殺な話しかと思いきや、 ジャック・ユウキ・有賀の家族愛の物語りで終わった。 ダンサーという人間が作り上げた生物も「心」がある分、可哀想なぐらいに悲しい結末だったな。
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面白かったー!徹夜本だわ!明日、朝起きれるかしら? 始めはダンサーは敵!さっさと◯ね!って思ってたけど、後半は哀れ、可哀想だなと。 本能で生きていたけど、女の子にもらったピンクのゴム?をあげようとしたり、老夫妻の家に自転車のおもちゃを置いたりと、クローンではないダンサー自身の優しさが垣間見れたかなと思った。 主な登場人物達の周りの人間関係も良く、ジャックには生きてて欲しかったけど、いい感じの終わり方で良かった。
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かなり雑に読んでしまったけど なかなか面白かった。 なんかね、うーん。 感想を書くのが難しいけど。 人は神様にはなれないし やはり超えてはいけない ボーダーラインがあるのよね。 最後はダンサーが哀れに思えた。
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2015.02.11 柴田哲孝3作目。遺伝子操作により誕生した人間とヒヒ(ブタ?)のトランスジェニック・ブタ(キメラ)のダンサーという名の怪物に狙われる「サルサ」こと高村志摩子を守る有賀雄二郎、雄輝親子。そして家族以上の犬のジャック。そのジャックがダンサーとの戦いで死んでしまうが...
2015.02.11 柴田哲孝3作目。遺伝子操作により誕生した人間とヒヒ(ブタ?)のトランスジェニック・ブタ(キメラ)のダンサーという名の怪物に狙われる「サルサ」こと高村志摩子を守る有賀雄二郎、雄輝親子。そして家族以上の犬のジャック。そのジャックがダンサーとの戦いで死んでしまうが、知らない間に作ったジャックの仔犬に偶然に出会い、雄二郎と志摩子と一緒に暮らす。 ほんとにこの著者は色々なジャンルをよく知ってる、勉強してる。尊敬!
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著者の作品の中ではUMA系が一番しっくりきます。 現実離れしたキャラ達や偶然の多さが「まあ仕方ないね」と思いやすいので。 「音楽鳴ったら踊るから」ってダンサーと名付けられてるUMAがツボりました。 踊るのか。そうなのか。 ラストにかけて傷つきボロボロになっていくダンサーが可哀相だし可愛い。 早く楽にしてあげて~と思いながら読んでいました。 いろいろ冷静に思い出したら笑っちゃうところも多いけど結構好きな作品。
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この本はトランスジェニック動物、キメラ、ES細胞、そしてクローンと最新のDNA応用研究が重要ポイントになっています。SFのようであって実際研究が進められているということを考えると現実味を帯びそらおそろしく感じます。 題名にもなっている実験動物「ダンサー」は実験棟から逃げ出し、遺伝...
この本はトランスジェニック動物、キメラ、ES細胞、そしてクローンと最新のDNA応用研究が重要ポイントになっています。SFのようであって実際研究が進められているということを考えると現実味を帯びそらおそろしく感じます。 題名にもなっている実験動物「ダンサー」は実験棟から逃げ出し、遺伝子に組み込まれた記憶のまま、殺人鬼と化し主人公たちを恐怖に陥れます。と同時に実験体として誕生した生物たちの悲哀えがかれていて、最後に余韻の残る本でした。 追記 次に読んだ「TENGU」に5年前の「ダンサー」の主人公有賀雄二郎と、愛犬ジャックがでてきて、嬉しくなっちゃいました。
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「研究室から逃げ出したバケモノが殺戮を繰り返す」純粋に面白いエンターテインメント作品。スリルがたまらん一気読みの一冊でした。時々こういうのもいいね。暑さを忘れます。
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