ヒロシマ独立論 の商品レビュー
逗子図書館で読む。広島は面白い街です。あまり面白くない。一つ一つの章は短すぎる。比治山の部分は、興味深い。ただし、流通論は、もう少し深い分析が欲しい。正直、分析が浅すぎる。
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軍都としての「廣島」、被爆地としての「ヒロシマ」、そして復興を経て平和都市という名のもとに発展してきた「広島」を、空間・文化・歴史・政治的な側面から著者は丁寧にたどりなおしている。 巻末ではすべてのヒロシマ的な状況に置かれた人への連帯のよびかけとして、「ひろしまの子」という言葉...
軍都としての「廣島」、被爆地としての「ヒロシマ」、そして復興を経て平和都市という名のもとに発展してきた「広島」を、空間・文化・歴史・政治的な側面から著者は丁寧にたどりなおしている。 巻末ではすべてのヒロシマ的な状況に置かれた人への連帯のよびかけとして、「ひろしまの子」という言葉が用いられてもいる。 「広島」で日常を暮らす人たちが、この本を手に取ると、見慣れた町の風景が違って見えてくるのではないだろうか。 私たちの目が何を見て、何を見ていないのか。 それを問われる本だと思う。
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