黒 の商品レビュー
真っ黒い装丁に目を惹かれ、どんな内容かも全く知らないまま読むことに。 むしろ、それで良かったかもしれない。 予め内容を知っていたら、恐らく読むことは無かったと思います。 生生しい、性と生と死がありました。 フィクションなのか、現実なのか、そんなものどうでもいい。
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読後のなんとも言えない重さが好きで、詩のようなリズミカルな文体が好きな人は多分好き。 生々しい闘病と死の描写が苦手な人は多分苦手。
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やっぱすき。なのかな?この題名負けしないくろぐろとした後味の悪さが良い。ガンや腫瘍で身内を失っている身としては目をつむりたいほどなまなましい。
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読み始めは、このまま読み続けようかどうしようかと思っていたが、後半になり「あー、こういう事か~」とわかった。なるほど~ 12/01/15-8
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東由多加が語り部になる物語。 癌の早期発見を逸することになった事件(痴話喧嘩)、末期も末期の闘病中に見た夢うつつ、死後に見る現世、を東由多加になりかわった柳美里が綴るのだ。 言ってみればブラックファンタジー。 「死んだら終わりだ」という読後感です。
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