志高く 孫正義正伝 完全版 の商品レビュー

井上篤夫【著】

2010/08/29

孫正義の、生い立ちからほぼ現在までの半生を綴った本。本人の心情から、バックグラウンドまで、描写が詳しくイメージしやすい。
この志を持った起業家が何を見てきたのか、何を見据えているのか。ソフトバンク、孫正義という固有名詞はもはや誰もが知っているだろうが、そのビジョンは知らないだろう。この本を読めば一目瞭然だし、その発端も伺い知れる。
また、この孫正義の奮闘記は自分の心に火を点してくれる。発想のプロセス、人生の計画、先見の明、本質を見抜く力、新しい視点を引き入れる能力…まこと凄まじい人物であり、圧倒された。これからの活躍がますます楽しみである。

2010/08/19

http://blog.livedoor.jp/firebook33/archives/51579853.html

2010/08/11

アメリカに来たての頃、日系本屋さんで初めて買った本。

最初に孫正義さんに注目したのは、yahoo!がフリーで、ルーターを配りだした頃。
ボーダフォンを買収して、ただ者では無いと感じました。
そんな孫さんが、どうして、一連のことをしたのか気になって思わず買ってしまいました。
孫さんの生い立ちから、どういう経緯でそうなったかを、
過去→現在→未来で分かりやすく解説した本です。
アメリカに来たての自分には非常に刺激的で、一気に読んでしまいました。
最近でも、悩んだときは、たまに読み返します。

孫さんについて知りたい人、これから、IT業界に興味がある人にはお勧めな本です。

2010/08/02

これほど熱くなれる本がるのか！？と思いました。

まず幼少期からセリフつきでストーリー仕立ての構成なので、よみやすく引き込まれました。

何より、孫正義という人間の想いやその時代背景もわかり、こうして人間形成されたのかと発見があり楽しめました。

私は電車の中で読んでいて目がうるみました。

そんな心を熱くしてくれる一冊でした。

2010/07/12

読んでいる途中で、一人泣きそうになった本。

ご存じ、ソフトバンクの孫正義社長の自伝。

ポイント２つ。

①ルールに縛られない
アメリカの大学で、テストを受ける際、外国語で自分は不利だから辞書の持ち込みを許可してほしいと願い出た。
普通に考えたらありえないが、実際認められ、テストに合格した。

既存の枠にとらわれない思考があってこそ今の事業がある。
一つの事業の縛られず、常により良いものを求め、変化していく企業を作り上げたのは素晴らしい。

②志に一直線。
10代のときに、すでに人生のプランを立て、今現在その通りに進んでいる。

単純に理想で終わらせないそのバイタリティ、無茶だと言われることに果敢に挑戦していく姿勢。

まさしく、モデルとする坂本竜馬だと思う。

読むとモチベーションが上がる本。

2010/06/13

孫さんの今までが分かる自伝。傍目から見ていると無茶ばかりやる人だなと思っていたが、自分が決めたゴールに向けてひたすら実行する推進力・巻き込む力はとても参考になった。やると決めたことはやる、自分の信念を曲げない漢。こうありたい。なぜiphoneがソフトバンク独占なのかが良く分かる。こりゃ、当分docomoはないかも（現時点だけど）読む価値ありの自伝です。iphoneアプリもあるみたい。おススメ
【黄金の5分間】
●日本マクドナルド社長・藤田田著の『ユダヤの商法』
●発明のプロセスは大きく三つ
第一は問題解決、第二は水平思考、第三は組み合わせ法
●私と独占契約（エクスクルーシブ）を結んでくれませんか
●弱者の戦略の基本法則『敵が視野に入るような局地を攻める』
●三号雑誌という言葉
●編集者は雑誌の内容は気にするが、利益に関心がない。編集部の業績をOPENにすべし
●計画はユニークな割り算でなければいけない。１２で割るのでなく、１４で割る
●ひとつ志を立てて、野心があるとしたら、人に何かを言われても耐え忍ばなければならない。耐え忍んでいるうちに、人格が磨かれていき、人に慕われる人物になれる。

2010/06/12

iPhoneのアプリで読みました。

孫正義氏がどんな人物か理解をする事が出来ました。
もちろん、本に書かれている事だけですが、素晴らしい方だと思いました。
孫正義氏を良く知らなくて、あまり良い印象を持っていませんでしたが、これを読み正直感動しました。
本当に一代で、一人で作ったんですね。
凄いとしか言えません。
自分がいかに言い訳をして生きているかも感じて、正直反省です。

2010/06/02

2010/06/02
すごいリスクテイカーやなぁー。もちろん自分自身はそこまでリスクやと思ってない、もしくはピンチはチャンスと思ってるんやろうけど。
でも行動しない時の損失の方が大きいんやろな！

2010/05/23

2004年に出た旧版は既に読んでいたのだが、その後にJフォン買収の顛末も追記されたということで改めて完全版を購入。2010年3月29日に行われたソフトバンク孫社長の新卒採用向け講演『孫正義LIVE 2011』を見て、もう一度読み返そうかなという気になったのがきっかけ。ただし、Jフォンのパートは意外に少ないので、旧版を持っているなら、購入の必要はないだろう。また、iPhoneアプリとしても出ているので、iPhoneユーザはそちらを購入して読んでもいいかと思う(iPhoneアプリの方が安いので)。

改めて言うところではないが、この人ほどストーリー性のある人生を生きてきた人はそうは多くないだろう。『孫正義LIVE』の構成は、この本とほぼ重なっているので、『LIVE』を見て感動したという向きにはお勧め。ただ基本的には著者は孫さん礼賛のスタンスなので、バランスを取りたい場合には、少し古いが『幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来』(2005)を読んでみるのもよいだろう。

---
今では「光の道」を推進している孫さん、過去には「ADSLの技術もどんどん進化しています。光でないと見られないコンテンツはほとんどありません」と言っていたことは御愛嬌。時代と状況が変わったということなんだろうな。そうやって変わっていって、常に攻めていかないといけないということだろう。

2010/05/14

iPhone版のデジタル書籍で読みました。
迷わず買いですッ！！

他の方のレビューにも書かれていることですが、孫さんの波瀾万丈な生き様に誰もが影響されると思います。

それだけでも読む価値があると思いますが、それ以上にこの本は日本の近代史の勉強になります。
孫さんが歩んで来た時代はちょうど高度経済成長期。
その時代ごとにどんな時代だったのか？何が起こっていたのか？
そんなことまで分かってしまいます。

iPhone版は値段も安い為、絶対買いですね☆