暗殺までの15328日 の商品レビュー
本書の終盤、第七章「経済ヤクザ」の項に瀬島龍三氏と宅見勝氏の交流が描かれている。 まさに本書を読んでみる気になった動機がそこに有る。 その箇所を含めて、宅見氏の経済界に張り巡らせたネットワークの部分にもっと光を当てて欲しかったのだが、残念ながら終盤にわずかに描かれているだけだ。 ...
本書の終盤、第七章「経済ヤクザ」の項に瀬島龍三氏と宅見勝氏の交流が描かれている。 まさに本書を読んでみる気になった動機がそこに有る。 その箇所を含めて、宅見氏の経済界に張り巡らせたネットワークの部分にもっと光を当てて欲しかったのだが、残念ながら終盤にわずかに描かれているだけだ。 今後、改めてイトマン事件などを振り返ってみたい。
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先日紹介した本の前に購読したもので、こちらは暗殺された側の宅見若頭の生涯に焦点を当てたもの。 「日本最大の暴力団ナンバー2=粗暴で危険」という先入観があるが、この方はいわゆる「経済ヤクザ」のはしりで、頭脳明晰、人心掌握術、交渉力に秀でており、ナンバー2まで短期間で上り詰めた理由が...
先日紹介した本の前に購読したもので、こちらは暗殺された側の宅見若頭の生涯に焦点を当てたもの。 「日本最大の暴力団ナンバー2=粗暴で危険」という先入観があるが、この方はいわゆる「経済ヤクザ」のはしりで、頭脳明晰、人心掌握術、交渉力に秀でており、ナンバー2まで短期間で上り詰めた理由がよくわかる。 それが裏社会であってもトップに立つ人物から学ぶべき点は多い。
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