天地有情の農学 の商品レビュー

宇根豊【著】

2021/05/20

会社員生活を捨てて、
都会の生活を捨てて、
耕作放棄地がたんまりと発生してしまった
地方都市、田舎に移り住んで
農業に勤しむ　
子どもたちが　まだ幼児であったり、小学生であったり
する若い世代の友達がいる

彼らと話していると
しっかり地に足をつけて
暮らしているなぁ
と　つくづく思ってしまう

その地域はご多分に漏れず
高齢化が加速しており
始めは「若いもんが…」
という感じであったが
幼子を抱えての家族での完全な
移住ということでもあり
数年暮らすうちに
「それほど性根を据えての覚悟かあるなら…」
とすっかり　その村に溶け込んだ
生活になっている

そんな彼らと
親しくさせてもらっているうちに
紹介してもらったのが
ゲーリースナイダーさん
山尾三省さん、
そして
宇根豊さんだった

そんな若者たちが
このような暮らしを営んでいる
そのことに
この国の未来はまだある
と思いたい