サイバージャーナリズム論 の商品レビュー
少し前の本ですが、分かりやすく書かれていた気がします。こうした時代のジャーナリストの在り方はなかなか難しい。結局は、何を発信するか、どういう手段で発信するか、が大切なのでしょうけれど。
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最近ハマっている佐々木俊尚4冊目 今回は2007年と少し前のものなので、今更感がある内容も多かったけど、図書館で新しいのから借りているからこれは仕方ない 内容はというと タイトルの通り、インターネット上で勃興している一般市民による情報発信 これは果たしてジャーナリズムと言えるのかどうか、ということを著者が論じている 著者は、テレビや新聞と言った旧メディアが機能不全に陥っている、と自分の経験や様々な証拠(紙面に載った記事など)を挙げて、主張し、では、新メディアと言えるインターネット上の情報発信はジャーナリズムなのか、このサイバージャーナリズムとも言える代物は日本を良い方向に導いて行くのだろうか、とインターネットの長所短所を挙げて検証している 結論として、著者は、インターネットでの情報発信は広義の意味でのジャーナリズムであると主張し、過渡期である以上、混沌とした時期はあるだろうが、全体として良い方向に向かうのではないか、と期待している わかりやすい語り口で、ちゃんと証拠を挙げて説明しているので、説得力があるが、やはりツイッター登場以前なので、もう昔の話だなあと感じてしまう インターネットの世界は本当に速い、ということに著書とは関係ないところで感じ入ってしまった
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米国では転職がさかんだから、ブログもジャーナリズム的。ブログが履歴書になるから。日本のブログはただの落書き。 通信と放送の融合化というのはつまるところ、テレビの動画のオープン化であり、動画コンテンツをWeb.2.0化していくこと。 サイトは検索されなかったら価値がない。
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WEB2.0においてブログやSNSを用いた情報発信は ジャーナリズムと足りえるのか!?等々 既存のメディアの現状とこれからについて言及 されているのは新鮮に思えた
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コンテンツ業界における市場原理主義の波には、生半可なジャーナリズムでは立ち向かえないのだろう、と読んでみる。概念論が目立ちすぎも、ひとつひとつ自分の中で咀嚼する。これを読んだ上で金平氏の本を読むと金平氏の覚悟が大きく思える。
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