エーディト、ここなら安全よ の商品レビュー
モアサックの人たちはみんな、寄宿舎にユダヤ人の子供が匿われていると知っていました。町の学校は寄宿舎の子供たちを温かく迎え入れ、町の人は一人として隠れているユダヤ人を密告しませんでした。ナチスがユダヤ人を探しくに来るという情報が届くと、町長はすぐにシャタとブーリへ連絡した。そして危...
モアサックの人たちはみんな、寄宿舎にユダヤ人の子供が匿われていると知っていました。町の学校は寄宿舎の子供たちを温かく迎え入れ、町の人は一人として隠れているユダヤ人を密告しませんでした。ナチスがユダヤ人を探しくに来るという情報が届くと、町長はすぐにシャタとブーリへ連絡した。そして危険が過ぎるまで子供たちは森へ身を隠すため、キャンプへ出かけた。
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実話を元に創られた児童書。 ユダヤ人であるエーディトが、迫害やナチスへの密告から逃れるため、様々な人々に守られ生き抜いた話。 当時はユダヤ人の存在をナチスに報告しないと、犯罪者として捕まってしまう。 母や姉は働き手としてかくまってくれる場所はあるが、まだ11歳のエーディトや弟はモアサックと言う町の寄宿舎に入ることになる。 モアサックの人々や寄宿舎の運営者夫婦はナチスをおそれず、「正しいことをする」ためユダヤ人の子供を温かく迎え入れ、食事や学校などへも行かせていた。 ナチスのユダヤ人狩りがある時には、町長から真っ先に連絡があり、キャンプ道具を持ち、山の中に身を潜める。キャンプができない小さな子は町の色々な家の子供として、ナチスの目をかい潜っていた。 モアサックにいた500余りもの子供たちがほぼ全員無事に戦争を生き抜くことができた。 「正しいことをする」という戦時下ではとても難しいことをやり遂げたモアサックの人々の心の強さを見習いたい。
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ホロコーストの中で、生きのびた子どももいた!けんめいに生きぬいた少女エーディトと、エーディトを守ったモアサックの町(フランス)の人びとの物語。わたしにだって何かできる、そう信じさせてくれるノンフィクション。 NPO法人ホロコースト教育資料センター www.ne.jp/asa...
ホロコーストの中で、生きのびた子どももいた!けんめいに生きぬいた少女エーディトと、エーディトを守ったモアサックの町(フランス)の人びとの物語。わたしにだって何かできる、そう信じさせてくれるノンフィクション。 NPO法人ホロコースト教育資料センター www.ne.jp/asahi/holocaust/tokyo
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