花の埋葬 の商品レビュー
坂東眞砂子 著「花の埋葬 24の夢想曲」、2007.7発行。24の短編小説集です。坂東さんには短篇より長編がよく似合うと思いました。
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2016年、28冊目は隙間読者用にしてたモノの読了。坂東眞砂子の掌編集。24編収録。 テーマは「夢」。正直、「夢オチ」と言うのは苦手。21世紀になって、ソコに「ヴァーチャル・オチ」と「上位概念オチ」が加わりましたが……。 方向性としては、ホラー系、官能系、ダーク・ファンタジー...
2016年、28冊目は隙間読者用にしてたモノの読了。坂東眞砂子の掌編集。24編収録。 テーマは「夢」。正直、「夢オチ」と言うのは苦手。21世紀になって、ソコに「ヴァーチャル・オチ」と「上位概念オチ」が加わりましたが……。 方向性としては、ホラー系、官能系、ダーク・ファンタジー系と様々(さらに、それらがクロスオーバーしている)。一方で、全体的には抽象的な内容のモノがほとんど。フェードアウト的に終わるモノも(中には、カットアウト的なものも)多い。 個人的な好みでは「花芯」「赤く錆びた海」と他、いくつかが★★★☆☆。後は★★☆☆☆~★☆☆☆☆といったところ。 元が携帯小説(❔)っていうのもあるかな……。
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物語の始まりは、ごく普通の風景。それが中盤あたりから 思いも寄らない方向へ、ぐらりとゆがんでくる。実際に夢でよく見るような展開です。こわくて面白かった。
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この方の作品は、いつも地方色が強かったり、独特の雰囲気をもっているので好きですが、この作品は なんていうか時間とか、次元とかを超えて話が行ったり来たりするので、なかなか短編集なのに侮れませんでした。 好きかどうかといわれれば、アタシにはむつかしすぎるのかも?
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