欲望社会 の商品レビュー

犬田充(著者)

2021/07/21

86年2月発行
バブル前までの社会を70年からさかのぼって考察して今後の消費社会を論じる。
データによる過去の評価は明確だが、これからとなると輪郭がボケてしまうのは仕方ない事だが、基本はマーケッターのための消費社会論。
80年代後半へ向けてソフトな消費社会への移行を願っているが、現実は85年から急激な物欲消費によるバブル景気が始まるのは歴史の語るところ。