1,800円以上の注文で送料無料

伝説のサスペンス&ホラー ~ベスト・オブ・恐怖傑作選~ 骨の章 の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/06/03

ホラー漫画アンソロジー。 涼を求めて方向性を間違え(トホホ)《血の章》を読んでしまったので、 毒を食らわば……とて《骨の章》も。 有田景「幸せ占い館」が、ある意味、一番怖かった。 ストーリーとかどうでもいいや(失礼☆)ヘタウマというべきか、歪んだ絵に狂気を感じた。 凄いインパクト...

ホラー漫画アンソロジー。 涼を求めて方向性を間違え(トホホ)《血の章》を読んでしまったので、 毒を食らわば……とて《骨の章》も。 有田景「幸せ占い館」が、ある意味、一番怖かった。 ストーリーとかどうでもいいや(失礼☆)ヘタウマというべきか、歪んだ絵に狂気を感じた。 凄いインパクト。 少女マンガ版・徳南晴一郎かと思った(違うか) 一番よかったのは川口まどか「死と彼女とぼく~心の行方」。 浮遊霊の姿を見、声を聞いてしまうため、 常人の何倍もの苦しみを背負わなければならない少女・ゆかりと、 唯一彼女の苦悩を察知する少年・優作を描いたシリーズ中の1エピソード。 「心の行方」は二人の回想で、ゆかり中2の砌、 妖怪で言うところの「サトリ」のような、読心能力を持った不成仏霊との触れ合い。 怖いというより切ない話で、これは思いがけない掘り出し物だった。

Posted byブクログ