徳川家康 明星またたくの巻(14) の商品レビュー
さすがに半分ということで、家康の前に雪斎以来になる師、天海が現れる。 三巻くらいから登場していた随風が天海の若き日の姿だったようだ。 弥四郎の子分に天海自在の随風じゃとか言ってたのがヒントだったみたいだ。 無になることをひたすら自己の中心に据えてきた家康が無になりき...
さすがに半分ということで、家康の前に雪斎以来になる師、天海が現れる。 三巻くらいから登場していた随風が天海の若き日の姿だったようだ。 弥四郎の子分に天海自在の随風じゃとか言ってたのがヒントだったみたいだ。 無になることをひたすら自己の中心に据えてきた家康が無になりきり、そこから有と有の有用の相対を目指せというのが天海の教えだ。 こっからが本当に天下人への成長なんだろう。 我執を捨て去り、素直にモノを見、天下のために自己を相対化して用いていく。いい学びだ。 小悪魔茶々姫も秀頼出産を気に元気に悪女になり始めて、いい感じだ。 秀吉が鶴松の死で狂い始め、得意の位攻め戦法を捨て、朝鮮出兵で負けてしまう。 なんで明に位攻めできないから勝てないと思えなんだか。
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