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地底旅行 の商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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    11

  2. 4つ

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2024/10/14

起承転結が激しい訳ではない。旅程が長々と描かれ、物語の革新に迫るのは3/4程読んだのち。それでも飽きずに最後まで読めるのはさすがヴェルヌ! また、読みやすいのは訳者の功績でもある。 挿絵も当時のままで、想像力掻き立てられる。 地底世界に、原初の海があったなら世紀の大発見だ…と思う...

起承転結が激しい訳ではない。旅程が長々と描かれ、物語の革新に迫るのは3/4程読んだのち。それでも飽きずに最後まで読めるのはさすがヴェルヌ! また、読みやすいのは訳者の功績でもある。 挿絵も当時のままで、想像力掻き立てられる。 地底世界に、原初の海があったなら世紀の大発見だ…と思うとワクワクするね アイスランド人のハンスが最強でした

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2024/06/12

アイスランドの火山の噴火口から地球の中心に到達できるという文章を解読したことから地球の中心を目指すお話。 終始わくわくしながら読めました。 こんな世界だったら面白いなぁ~と思わせてくれる話でとてもよかったです。 子供ができたらいろんな想像力を働かせるためにも読んでもらいなぁと感...

アイスランドの火山の噴火口から地球の中心に到達できるという文章を解読したことから地球の中心を目指すお話。 終始わくわくしながら読めました。 こんな世界だったら面白いなぁ~と思わせてくれる話でとてもよかったです。 子供ができたらいろんな想像力を働かせるためにも読んでもらいなぁと感じました。 ハンスがとても好きでした。 リーデンブロックも終始ポジティブで明るい気持ちになりながら読めるのでいいですよ。

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2024/01/10

情景描写が具体的で想像しやすく良かった。また、挿絵が白黒だが迫力があり写実に近いのであの世界がまるで現実のように感じられて個人的にとても好き。挿絵が来るのを楽しみに待つワクワク感があった。話の内容はシンプルなので子供でも楽しみながら読めると思う。

Posted byブクログ

2023/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった!!! アイスランド旅行をするにあたり、関連本を調べたらこの本がアイスランドの火山の火口から地球の中心を目指す話と知り購入。 火口に着くまでにもそこそこの分量があり、ややかったるく感じられたが、いざ地下に潜ったあとは、リーデンブロック教授、アクセル、ハンスの掛け合いが面白く、アクセルの危機、次々と現れる衝撃の地下世界、数々の波瀾万丈と、飽きさせずに一気に読ませる。 数々の地学的知識も織り込まれており、どこまで現実でどこからファンタジーなのか戸惑うほど。 解説によれば本作は子ども向け空想的冒険科学小説であるという。 自分の子どもにもぜひ読ませたい。

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2022/07/26

難しいーーーけど最後まで読んだ。 ディズニーシーのセンターオブジアースの世界観はこんな感じなんだぁとわかってよかった。 ハンスかっこいい

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2021/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロマンはどこだ!地球の中に空洞があることを突き詰めようとアイスランドに降り立つリーデンブロック教授と甥のアクセル助手。アイスランドの休火山のスネッフェルス山の山頂火口から2人と地元人のハンスが地球のど真ん中目指して歩き出す。鍾乳洞の美しさ、様々な岩石、途中に見つけた水脈、最後には噴火直前の溶岩に乗って上昇し、地中海の南の島に到着。この冒険小説はファンタジーではあるが、ハラハラドキドキの展開。リーデンブロック教授の性格が阿呆すぎる!またアクセルとの愛?漫才?も楽しめた。地底世界の最高傑作というのも頷ける。

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2021/06/16

センターオブジアースの原作。 偏屈なおじさんと甥っ子と案内人の奇妙な地底探検旅行。 ジュール・ヴェルヌの冒険小説は本当におもしろい。

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2021/04/29

ヴェルヌの冒険小説は本当にワクワクさせてくれる。 ぽんぽんとよくわからない専門用語が飛び交い、冒険までの準備の描写をこれでもかと盛り込んでくるけれど、それがより解像度を鮮明にしてくれる。 超人ハンスがすごかった。

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2020/07/21

地球が誕生したときは、地球は現在よりも膨大な量の熱を持っており、その熱が長い年月を経て宇宙空間へ放出され続けていると考えられている。つまり、地球の持つ熱源は地球の内部にあり、地中深く潜っていけばいくほどその温度は高温になっていく。そして地球の中心の温度は太陽の表面温度にも達する。...

地球が誕生したときは、地球は現在よりも膨大な量の熱を持っており、その熱が長い年月を経て宇宙空間へ放出され続けていると考えられている。つまり、地球の持つ熱源は地球の内部にあり、地中深く潜っていけばいくほどその温度は高温になっていく。そして地球の中心の温度は太陽の表面温度にも達する。そんな高温では人間はおろか、どんな生物も生息することは不可能なのは言うまでもない。しかし、今まで誰も地球の中身を見た人はいない。地震波などの間接的な方法から推察をしているに過ぎないのだ。もし、過去に地球の中心へ行った人がいると知ったらあなただったらどうするだろうか。そしてその先駆者が地球の中心への行き方まで詳細に示していたら、試してみるだろうか。 私が今回紹介するのはジュール・ヴェルヌ著の地底旅行である。タイトル通り、地底深くに潜っていく冒険小説だ。鉱物学の権威であるリデンブロック教授が発見した古文書には死火山の噴火口から地球の中心までの道が示してあった。教授は自分の甥アクセルを半ば無理やり地底旅行へ連れていく。この物語の主人公である甥は旅の中でいくつもの試練にぶつかることとなる。 この小説のお薦めポイントは鉱物学・地質学・岩石学の専門知識が随所に散りばめられていることだ。しかし一方で、間違っている、現実とは異なることもあたかも理論的に書かれている。自分が地球学コースで身に着けた知識を基に、ヴェルヌの描いた理論に対しこれは正しい、正しくないという精査(ツッコミ)をしながら読み進めるのも面白いだろう。 (地球環境学コース 修士1年)

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2019/07/18

学校の課題のために手にとってみました。 フランス文学は、あまり読んだことがなく このジュール・ヴェルヌという作家さんの作品は 初めてだったのですが、冒険小説ということもあって 面白かったです。 地球の中心に行くという未知な世界に飛び込む2人が、 地道に地球の中心に向かって旅をして...

学校の課題のために手にとってみました。 フランス文学は、あまり読んだことがなく このジュール・ヴェルヌという作家さんの作品は 初めてだったのですが、冒険小説ということもあって 面白かったです。 地球の中心に行くという未知な世界に飛び込む2人が、 地道に地球の中心に向かって旅をしている姿が印象に残っています。 最後は、火山の影響で行けなかったですが 終盤にかけて、目が離せませんでした。 書かれたのは、もう70年くらい前なのに 色褪せない世界観が素敵で、ワクワクしました。

Posted byブクログ