緑の瞳・月影 の商品レビュー
昔、友人に教えてもらいました。スペインの強い陽光の陰にひそむロマン。とりわけ、トレドへの憧れは今も尽きません。
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たとえ誰にも理解されなくとも、心のままに生きた人間は幸福なのだ。 なぜならば心の傷に血は涸れて 死者はそのまま立ちつくすゆえ 「詩集 Rimas」46番最後の二行
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若くして亡くなった、19世紀半ばのスペイン・セビリーリァ(セビージャ?)生まれの詩人ベッケル。タイトルが美しかったので予備知識なく買ったのだが、さて、あれはもう20年ほども前か……(年取るわけだ)。この、音楽をそのまま言葉にしたような短篇の数々。感想は野暮だから、目次だけを。 交...
若くして亡くなった、19世紀半ばのスペイン・セビリーリァ(セビージャ?)生まれの詩人ベッケル。タイトルが美しかったので予備知識なく買ったのだが、さて、あれはもう20年ほども前か……(年取るわけだ)。この、音楽をそのまま言葉にしたような短篇の数々。感想は野暮だから、目次だけを。 交響楽的序文 音楽師ペレス 緑の瞳 月影 三つの日付 白鹿 受難華 口づけ 誓い 怨霊の山 地霊 ミゼレレ はたご屋『ねこ』 枯葉この人の詩(rima)をもっと読みたい。なんとか探してみよう。
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描写が綺麗な本。 泉の中の緑色の瞳に惹かれてついに沈んでしまった青年や、月影を人と間違えて追い続けた若者の話。 幻想的で怪奇漂う短編集。
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