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日本近代文学評論選(明治・大正篇) の商品レビュー

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2012/02/10
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明治、大正の作家たちによる文学評論を集めたもの。 予想以上に興味深く読み終えた。 作品に接することはあっても、名前の声に触れることが 今迄あまりなかった為である。 生田長江氏の評論にはあまり愉快ではなかった。 個人的には、経歴からは想像もつかない内容だった。 特に感じ入ったのは与謝野晶子氏の評論。 女性について語られたものだが全くもって同感であった。 子を産むことばかりが女の務めではなく かといってそれを放棄するものでもなく 子供を育てるということは女だけがするものではなく 男もまたするものである。 役割というものは一定ではなく、瞬間瞬間にめまぐるしく変わるものである。 このような慧眼も素晴らしいが、現代においても同じ事を言われつつ 未だ定着しないのもまた嘆かわしい事実。 佐藤春夫氏の 批評というものは作者を批判するものでもなく、読者を誘導するものでもなく、結局批評家彼自身を披瀝するものではなかろうか。 というところにも非常に共感した。 武者小路実篤氏の小説をあまり読んでいないのだが、興味を覚えた。読んでみたいと思った。

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2021/01/20

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