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墓畔の哀歌 の商品レビュー

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2011/07/19

1958年初版、1990年リクエスト復刊。主人公(猫)の名がトマス・グレイであるところの『ケンブリッジの哲学する猫』を読みながら、急に懐かしくなってこれを引っ張り出してきました。なぜか同じものが2冊あるんだよなぁ、「婚姻」によって増殖したものではないはずだからして、「すぐまた絶版...

1958年初版、1990年リクエスト復刊。主人公(猫)の名がトマス・グレイであるところの『ケンブリッジの哲学する猫』を読みながら、急に懐かしくなってこれを引っ張り出してきました。なぜか同じものが2冊あるんだよなぁ、「婚姻」によって増殖したものではないはずだからして、「すぐまた絶版」を危惧した当時の私自身が2冊買い求めたものらしい……アーメン。というわけで、今宵はとりわけ 「愛猫を弔ううた       金魚の鉢に溺れて死んだ猫の詩」を拾い読みしたので、「動物ものノート」にも分類します。この「うた」は、Ode(「頌」とするのがいいのかな、端的に「うた」がいいかな)です。福原麟太郎の訳が、いい。原詩も参照してみたくなっちゃいました。

Posted byブクログ