白衣の女(下) の商品レビュー
あああ、面白かった!一気に読んだ。そりゃあ首相(昔の)も夢中になるわ。 何で日本であんまり知られてないのだろう。 ウィルキー・コリンズの本もっと読みたい! でも翻訳された文庫(じゃなくても)があまりにも少ない。。。。 月長石よりこちらの方がミステリーというか冒険というかそういう...
あああ、面白かった!一気に読んだ。そりゃあ首相(昔の)も夢中になるわ。 何で日本であんまり知られてないのだろう。 ウィルキー・コリンズの本もっと読みたい! でも翻訳された文庫(じゃなくても)があまりにも少ない。。。。 月長石よりこちらの方がミステリーというか冒険というかそういう要素が高い。面白かった! 読み返してみなければ。 原作トライしてみようか、、、、 ああしかし名作はやっぱり名作なんだなあ。 良いものはやっぱり残るんだなあ。 これだから古典は良いのだ。 悲しいものにしろ嬉しいものにしろ、良いのだなあ。
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古いし長いしで読む前には不安があったが、物語に引き込まれる。やはり同じ作者の月長石に雰囲気が似ている。最大の謎はヒロインであるマリアン・ハルカムがいかにして生き延びたかというところだろうが、この解決はあっさりしている。ミステリ的趣向は薄いが、小説としては充分に面白く長さをさほど感じさせない。
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ついに、結末まで来てしまいました。下巻は一気に収束に向かいます。ドキドキしながら読み進めます。 この本の主役とも言えるかもしれないマリアン・ハルカムのセリフを引用します。 「泣いているのはわたしの弱さであって、私そのものではないのです」 書かれた時代はヴィクトリア朝のミステリー。 彼女を通してフェミニズムの気運を感じることもできます。 最後の解説によると、1859年より連載が始まり、1860年連載完結後発売されベストセラーに。 サッカレー(イギリスの小説家)は徹夜して読み、後のイギリス首相グラットストーンは読み出したらやめられなくなり、予定していた観劇会を欠席してしまったという逸話も。 また、香水、婦人帽、ヘアブラシにいたるまで「白衣の女」の名が付けられて流行したほど人気のあった作品だそうです。 著者の墓石は本人の希望で、「白衣の女その他の作品の作者」と刻まれました。 上中下の3巻であるにもかかわらず、長さを感じさせないストーリーです。 最後は見事に、平和に、原点に到達します。
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墓場で再会したローラとハートライト。マリアンと共に隠れ住む二人。奪われたローラの地位。ローラとして埋葬されたアン・キャセリック。ローラの地位を回復するため二人を守りながら調査を進めるハートライト。パーシヴァル卿の監視の目。パーシヴァル卿に反撃するためにキャセリック夫人と会うハートライト。キャセリック夫人とパーシヴァル卿の醜聞。キャセリック夫人の住む村の教会の婚姻届に隠された秘密。行動を起こすハートライト。教会で起きた火事。現場に閉じ込められたパーシヴァル卿の死。ペスカを見て驚愕するフォスカ伯爵。フォスカ伯爵とペスカの関係。イタリアの秘密結社。ハートライトとローラの結婚。
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とにかく一度読み始めたら徹夜してしまうといういわくつきの小説。イギリス首相グラッドストンがうっかり読み始めてしまったがために、その夜予定されていた舞踏会を仮病を使ってすっぽかしたという逸話まである。(小池滋『ゴシック小説を読む』から) そんなわけで、半ばびくびくしながら読み始めた...
とにかく一度読み始めたら徹夜してしまうといういわくつきの小説。イギリス首相グラッドストンがうっかり読み始めてしまったがために、その夜予定されていた舞踏会を仮病を使ってすっぽかしたという逸話まである。(小池滋『ゴシック小説を読む』から) そんなわけで、半ばびくびくしながら読み始めたが、入社半年にして仕事をすっぽかすまでには至らなかった。 感想としては、前評判が高すぎるのと、描写が冗長に過ぎるのが問題。どんでん返しの意外な展開を期待していたから、拍子抜けの感は否めない。 それでも、白衣の女が絡む陰謀や、それが解き明かされていくときの「ああなるほど!」という感じは、さすが推理小説の古典。 そしてマリアンが魅力的すぎる。悪人に愛され、彼の心に隙を生じさせることのできた彼女こそが、本当のヒロインなのかも知れない。
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やっと読み終わった。 今回の教訓はまずは上だけ見て、 面白かったら次を読むようにしようってこと。
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ローラ、ちょっと役に立たなさすぎ。マリアン格好良すぎ。ヒロインが対象的で、すごい。マリアンには幸せになって欲しかった…
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