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経営管理 の商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2024/06/16

経営管理を英語でマネジメントというのだそうな。 県庁でも数年前からマネジメントを重視してチーム制をとるようにしたとのことだが、名前を変えればできるようになるものではなく、業務進行管理と勘違いして行われている風である。 今改めて読み返してみると、経営管理の理論的裏付けを読んでいる感...

経営管理を英語でマネジメントというのだそうな。 県庁でも数年前からマネジメントを重視してチーム制をとるようにしたとのことだが、名前を変えればできるようになるものではなく、業務進行管理と勘違いして行われている風である。 今改めて読み返してみると、経営管理の理論的裏付けを読んでいる感じがする。学習している感が強く、老体にはこたえ、辛い。

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2021/12/09

本書を最初に読んだのは学部2年生の時。当時履修していた「経営管理論」の参考書として指定されていたからであった。その時は著者の野中郁次郎氏のことを全く知らなかったのに加え(もちろん今は日本を代表する経営学者であることは理解している)、「入門シリーズ」の割にはかたくて難しいなというの...

本書を最初に読んだのは学部2年生の時。当時履修していた「経営管理論」の参考書として指定されていたからであった。その時は著者の野中郁次郎氏のことを全く知らなかったのに加え(もちろん今は日本を代表する経営学者であることは理解している)、「入門シリーズ」の割にはかたくて難しいなというのが率直なところだった。 しかし今あらためて読み返してみると、ロジックが明快でとても読みやすい。しかも古い本でありながら、今でも内容的に十分通用する。 野中氏の文章には無駄が無いので、一文ずつ論理を追いながら読んでいくと思考のトレーニングにもなる。

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2013/07/03

文体がひたすら読みにくい。ドラッカー本と同じような印象だけど、文体が読みにくいことを考えると、こっちの方が難解。 課題図書だからなんとか読んだけど。。。

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2019/02/19

走り読み。 最初の20ページで既に圧巻。経営管理に対する明確すぎる定義がまぶしい。 「経営管理とは、組織の有している能力(資源)を状況のニーズに適応させながら組織目的を達成していく過程(活動)である」 管理は組織ありき 計画する→リードする→統合する 最も有効なコンフリクト解消は...

走り読み。 最初の20ページで既に圧巻。経営管理に対する明確すぎる定義がまぶしい。 「経営管理とは、組織の有している能力(資源)を状況のニーズに適応させながら組織目的を達成していく過程(活動)である」 管理は組織ありき 計画する→リードする→統合する 最も有効なコンフリクト解消は、「強制力に裏づけされた民主主義」(ひぇ~ウチのことや) 2013.1.16 部署の年間業務計画のために再読。やはり論旨が明確でいい本。 構成の柱は以下3つ 1)経営管理と組織論を繋げること 2)状況適応の経営管理という新しい見方を導入すること ①計画する ②リードする ③統合する 3)経営管理を実践に役立つレベルで理論的に整理すること 気になった理論 ・リカート理論 ①支持的関係の原則:支持されるという実感を部下が持つこと。メンバーの一員として価値が認められたときに集団に強い魅力を感じる ②集団的意思決定を行わせる原則 ③高い目標の原則 集団の凝集性が生み出す統制力の中で同一力が一番強い。一体感。 2014/9/1再読 1.経営管理定義:組織の有している能力(資源)を状況のニーズに適応させながら組織目的を達成していく過程(活動)である。 組織の有している能力=ヒト、モノ、カネ、情報。個人、集団、組織の特性の生み出す力、組織の戦略・資源。 これらの組織の潜在力を環境あるいはそれを主観的に認知した状況に適応させること、状況のニーズに組織能力をバランスさせること。 2.経営管理の機能 ①計画する:組織と環境のマッチを方向付ける ②リードする:計画へ向けて組織メンバーに影響力を行使する ③統合する(調整する+統制する):その結果組織の諸能力を目的達成に向けて統合する 3.組織が目標を達成するためのアプローチ ①構造アプローチ 「官僚制」にはよい面悪い面がある ②動機付けアプローチ マズローの欲求5段階 4.リーダーシップ定義 目標達成に向けて人々に影響を及ぼすプロセスである ①タスク志向リーダーも人間関係志向リーダーも有効な条件が決まっている。万能なリーダーシップスタイルはない。 ②よいリーダー悪いリーダーではなく、ある状況でうまくいくリーダーは他の状況ではうまくいかない場合もある。 ③本来はリーダーは状況のニーズに合わせたスタイルをとるべき。しかし、それは難しい。 5.リーダーシップのスタイルは、部下の成熟度によって変わる。タスク志向多→人間関係志向多→両方少なめへ 6.トップ・マネジメントのリーダーシップは、「価値を注入すること」 ①組織の目的を具体的な形に表現しなおす。 ②具体的に設定された目的を組織の社会構造に組み込む ③制度の一貫性を守る。それができるエリートの自立性を確保する ④内部葛藤の処理。組織のパワーバランスをとる コンセプチュアルスキルの比重大 全体の概念化の能力。現象の本質を洞察して、そこに含まれる因果性を抽出できる能力のこと 7.統合する=コンフリクトの解消

Posted byブクログ

2011/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/04

組織論、経営戦略論の基本書の古典である(1983年初版)。それでもいささかも色あせない明快な論旨、分析であり、今回再読して改めてこの偉大な経営の巨匠に感服する。

Posted byブクログ