指と耳で読む の商品レビュー
使命感に燃え、ひたすらに自分の信じた道を歩んだ、一人の稀有な視覚障害者の記録。内容もさることながら文章がこなれていて、とても読みやすい。実は2度目の読書だが、今回心に残ったのはインクルージブ教育について、自分は疑問に思っていると書いてあった箇所。最近何でもかんでも一緒にという風潮...
使命感に燃え、ひたすらに自分の信じた道を歩んだ、一人の稀有な視覚障害者の記録。内容もさることながら文章がこなれていて、とても読みやすい。実は2度目の読書だが、今回心に残ったのはインクルージブ教育について、自分は疑問に思っていると書いてあった箇所。最近何でもかんでも一緒にという風潮だが、分けて話しやすかったり、癒されたりすることもあると納得。時代が変わればメインストリームも変わるが、いつでも小さな声を忘れずにいたい。
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著者は点字図書館を 創設した人です。 もちろん、彼自身も病気により 幼いときに視力を失っています。 ですが、かなり昔なのに そういった人たちを受け入れる 大学があったのには驚きです。 (実は文中の大学のほかにももう一校、寛容な 大学があったのです) そして事業になったとしても...
著者は点字図書館を 創設した人です。 もちろん、彼自身も病気により 幼いときに視力を失っています。 ですが、かなり昔なのに そういった人たちを受け入れる 大学があったのには驚きです。 (実は文中の大学のほかにももう一校、寛容な 大学があったのです) そして事業になったとしても すべてが位置からのスタートです。 もちろん新規事業ですので資金 収納場所には苦労するのです。 私たち晴眼者にはこの世界は なかなか知られていないもの。 ですが、こういった「読書」があることを 忘れてはいけませんね。
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